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日本が戦ってくれて感謝しています の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2021/01/09

ジャーナリストとして世界各地を飛び回り、自衛隊幹部学校講師や大学の非常勤講師なども勤める著者。 第二次世界大戦で日本が目指した着地点を、「侵略した」と言われるアジア各地を歴訪し、現地の人と交流しながら纏めあげた書。 正直、驚きの連続。 インド、南洋諸国、台湾、マレーシアで如...

ジャーナリストとして世界各地を飛び回り、自衛隊幹部学校講師や大学の非常勤講師なども勤める著者。 第二次世界大戦で日本が目指した着地点を、「侵略した」と言われるアジア各地を歴訪し、現地の人と交流しながら纏めあげた書。 正直、驚きの連続。 インド、南洋諸国、台湾、マレーシアで如何に日本人が歓迎されていたか。それは日本の進めた戦が侵略などというものではなく、西洋諸国の蹂躙から東洋を解放し独立を目指すための戦いだったことを現地人が雄弁に物語っている。 この事を露ほども知らない日本人は、罪だ。終戦後のGHQによるWGIPによって自虐史観を刷り込まれ、戦前日本人が持っていた世界観、日本の西洋、東洋における役割を見失ってしまった。 日本人必読。歴史の副読本にすべき一冊。

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2020/10/01

第2章フィリピン、第3章パラオ、 秀逸だと感じましたし、泣けました。 今、どの書店でも在庫があるわけではないですが取り寄せ、ブックオフなどで探してみてください。

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2019/11/06

戦後の日本は「自虐史観」に染め上げられてしまった。「戦争は回避すべきだった。他の選択肢があったはずだ。」と現代の価値観で過去を推し測る意見に対して、著者【井上和彦】は、アメリカの対日戦争計画による挑発行為に嵌められ、「戦争回避は不可能」であったとしている。戦後にダグラス・マッカー...

戦後の日本は「自虐史観」に染め上げられてしまった。「戦争は回避すべきだった。他の選択肢があったはずだ。」と現代の価値観で過去を推し測る意見に対して、著者【井上和彦】は、アメリカの対日戦争計画による挑発行為に嵌められ、「戦争回避は不可能」であったとしている。戦後にダグラス・マッカーサー元帥は、東京裁判の違法性を訴え、大東亜戦争は日本の「自衛戦争」と認めたとある。植民地支配から解放されたアジアの国々から「歪曲した歴史観で自分の国を蔑まず、自分の祖国を愛すること」で、国際社会での貢献を期待されている。

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2019/02/24

何故、韓国/北朝鮮/中国が日本を敵視するのか? 何故、国連は戦後70年以上にもなるのに日本に対して敵国条項を解除しないままなのか? 何故、日本は開戦に踏み込んだのか? 大東亜戦争の本当の歴史を知ることで現在の日本の置かれている立場や状況を理解することが出来るんではなかろうかと大東...

何故、韓国/北朝鮮/中国が日本を敵視するのか? 何故、国連は戦後70年以上にもなるのに日本に対して敵国条項を解除しないままなのか? 何故、日本は開戦に踏み込んだのか? 大東亜戦争の本当の歴史を知ることで現在の日本の置かれている立場や状況を理解することが出来るんではなかろうかと大東亜戦争に関する歴史を勉強するようになって、早数年ですが、その一環で辿り着いた書籍でした。特亜3国以外の国々が我が国に対して抱く印象や感情を知ってとても良かったです。もちろん全ての人々が同じ気持ちだなんて思ったりはしませんが、それでも台湾/マレーシア/インド/パラオ/フィリピンなどで日本軍がどんな目的でどう戦い、何を残して来たのか…よく分かりました。決して負の側面がなかったとは言いません。けれど彼国々から寄せられる親愛の情や感謝の気持ちを知って、感激しました。 現地の方々や著者が語る言葉を噛み締めて、日本人として大事にしなければならないモノを気付かされた気持ちになりました。この本を読んで良かったです。

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2018/11/11

井上さんは熱いね。熱いと言うか、優しい。 これまでこう言う視点に触れたことがない人には是非読んでほしい。 ただ、日本が戦争に突き進んだ一番の目的はアジアの解放ではなかったと思うし、特攻がそこまで戦果があったとはとても思えない。

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2017/12/18

またそんな本読んでる?とか言われそうなタイトルの本ですが(笑)それは偏見です。読んでみればわかります。国ごとのエピソードがあり今までさんざん聞かされてきた話ではないもうひとつの側面が展開されています。これを読めば右翼であるとか戦争推進派、戦争礼賛派になるというのはまったく見当違い...

またそんな本読んでる?とか言われそうなタイトルの本ですが(笑)それは偏見です。読んでみればわかります。国ごとのエピソードがあり今までさんざん聞かされてきた話ではないもうひとつの側面が展開されています。これを読めば右翼であるとか戦争推進派、戦争礼賛派になるというのはまったく見当違いです。光が当たってこなかった側面に光を当てている。これらに触れることは悪いことではないと思う。少なくとも今知らされている話は偏っている。右に傾くとか言う以前の問題。

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2017/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「第二次世界大戦では、アメリカを中心とした連合国側こそが『正義』だった」と信じ込ませるための、GHQによる "War Guilt Information Program"。それに加担し、子供たちに日本人としての誇りを奪ってきた日教組。そして売国的自虐史観を広げ、いわゆる従軍慰安婦を史実かのように捏造してきたてきた朝日新聞(http://www.asahi.com/shimbun/3rd/2014122337.html)。自虐史観の影響で日本史に関心を待たず、ただただ「スミマセン」と謝まることを美徳としてきた日本人。西洋列強に追い詰められ、国家の存亡を賭けて戦い、結果的に300万人が犠牲になったことを思えば、あまりにも無責任な態度ではないだろうか。 一方、経済大国日本との外交交渉を有利に導くための戦術、国内問題のはけ口として、あるいは民族意識高揚の手段として中国、韓国に利用されてきた「歴史問題」。特に、戦争はお互いの「正義」がぶつかり合って発生するのだから、勝者の論理だけでなく、その功罪や両者の立場といった複数の面に目を向ける必要があるはずだ。 本書では、「(大東亜戦争)当時、多くのアジアの人々は日本軍を大歓迎し、取り分け欧米列強の植民地支配に苦しめられてきた東南アジアの人々は、宗主国の軍隊を次々と打倒していく日本軍の姿に拍手喝采した」(p.6)という。これを現地の人々や政治家などの声を、現地取材などを通して生々しく紹介しているのである。 〇インド:日本陸軍のインパール作戦は、日印連合軍による「インドの独立戦争」として位置づけられている。「インド国民軍」を指揮して日本軍と共に戦ったチャンドラ・ボーズは、インド独立の英雄である。 〇フィリピン:16世紀初頭、フィリピンに上陸したマゼランを倒した英雄ラプラプ王に始まり、アメリカに抵抗して日本に助けを求めてきたフィリピン独立運動の父・アギナルド将軍(初代大統領)など、フィリピンは400年もの間、欧米の侵略と支配と戦い続けてきた。日本に期待したことは言うまでもない。最初の特攻隊が編成されたのはフィリピンにおいてで、特攻隊員は今でも英雄視されている。 〇パラオ:大東亜戦争におけるペリリュー・アンガウル両島での激戦で日本軍将兵が勇敢に戦い玉砕していったことがパラオの人々の胸に深く刻まれている。同国がアメリカの信託統治から独立する際の国民投票で、日章旗をデザインした「月章旗」が選ばれたことは、パラオがいかに親日的であるかを物語っている。 〇台湾:「台湾の今日の経済発展は、日本時代のインフラ整備と教育の賜物。当時搾取に専念したオランダやイギリスの植民地と違い、日本のそれは良心的だった」(許文龍氏)。各地に今でも残っている日本軍人の記念館やモニュメント。今でも「教育勅語」(軍国主義的メッセージは皆無)が教えられている学校もある。 〇マレーシア:マレー攻略戦がアジア人でも白人と対等に戦えるという勇気を与えた。マレーシアの教科書には「日本軍が、イギリスを追い払い大東亜共栄圏のおかげで独立を勝ち取ることができた」そのことが克明に記されている。 〇タイ:「日本のおかげでアジアの諸国はすべて独立した。日本というお母さんは、難産して母体を損なったが、生まれた子どもはすくすくと育っている」(タイ王国首相ククリット・プラモード)。 本書では、マッカーサーが「日本が戦争に飛び込んでいった動機は、大部分が安全保障の必要性に迫られてのことだった」と語り(p.8)、毛沢東が日本へ感謝の言葉を述べ(p.7)、東京裁判にかかわった多くの人が、この裁判が完全に不当なものであったと述べたこと(p.8)なども紹介されている。日本軍玉砕の地、ペリュリュー島にある神社の石碑には、米太平洋艦隊司令長官 C.W.ニミッツ提督の言葉が刻まれている。「諸国から訪れる旅人たちよ。この島を守るために日本軍人が、いかにして勇敢な愛国心をもって戦い、そして玉砕したかを伝えられよ」と。 大東亜戦争について、日本人が史実をさまざまな視点から学ぼうとせず、先人達を盲目的に非難することを良しとする態度は、やめなければならない。本書で紹介されている内容は、日本の戦争における「功」の部分に偏っているのは間違いないが、むしろそれだけに、自虐史観に呪縛された日本人には、読む価値があると思う。

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2017/01/22

アジア諸国では、大東亜戦争で日本が列強国に戦ってくれたことを感謝している。 台湾、フィリピン、マレーシア等でも、日本の軍人を祀る石碑が多数存在する。 日本は列強諸国と違い、搾取はしていない。 日本人が、日本の大東亜戦争を誇るべき 戦後政策により、日本に対する見方が曲げられてしまっ...

アジア諸国では、大東亜戦争で日本が列強国に戦ってくれたことを感謝している。 台湾、フィリピン、マレーシア等でも、日本の軍人を祀る石碑が多数存在する。 日本は列強諸国と違い、搾取はしていない。 日本人が、日本の大東亜戦争を誇るべき 戦後政策により、日本に対する見方が曲げられてしまった結果。日本人が1番事実を知らないという結果になっている。 戦争の事実を伝えている良著。

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2016/08/13

日本は絹産業以外には、固有の産物はほとんとも何も無いのです。彼らは綿が無い、羊毛が無い、石油の産出が無い、錫が無い、ゴムが無い。その他実に多くの原料が欠如している。そしてそれら一切のものがアジアの海域には存在していたのです。もしこれらの原料の供給が断ち切られたら、一千万から一千二...

日本は絹産業以外には、固有の産物はほとんとも何も無いのです。彼らは綿が無い、羊毛が無い、石油の産出が無い、錫が無い、ゴムが無い。その他実に多くの原料が欠如している。そしてそれら一切のものがアジアの海域には存在していたのです。もしこれらの原料の供給が断ち切られたら、一千万から一千二百万の失業者が発生するであろうことを彼らは恐れていました。したがって彼らが戦争に飛び込んでいだた動機は、大部分が安全保障の必要に迫られてのことだったのです。(マッカーサー、1951年) →自衛戦争という側面もあった。 東条英機首相は、大東亜戦争の緒戦からインドの独立を唱えていた。だからこそ、急進的なインド独立の闘志チャンドラ・ボースとも意気投合し、彼を高く評価していたのだ。 →チャンドラ・ボースと東条英機はインドで英雄。 終戦までの10ヶ月に特攻隊は約4千人。米軍の戦死者は1.2万人、重傷者は3.6万人、300隻の船が撃沈破。 軍人は最後の最後まで過早の死を求めず、戦うのが務めというものだ。務めを果たすときは、誰でも鬼になる。まして戦じゃけん。鬼にならんで、できるものじゃなか。(ペリリュー島の中川大佐) 諸国から訪れる旅人たちよ、この島を守るために日本軍人がいかに勇敢な愛国心をもって戦い、そして玉砕したかを伝えられよ。(ニミッツ提督) 高砂(台湾)の兵隊は、忠誠心が強かった。ジャングルの生活に慣れた彼らは日本の兵隊に食べさせるために必死で食糧を探したんです。そしてその途中で高砂の兵隊が餓死したことがありました。それも両手に食糧を抱えたままね。日本の戦友に食べさせるものだから自分は手を付けずに餓死を選んだんですよ。戦友愛。横井さん、小野田さんのあと、終戦29年後に出てきた最後の日本軍人は、スニヨンという高砂族。 自分の国をも愛せない人が、どうして他人や他の国の人を愛せるだろうか。自らの祖先を敬い、親兄弟を愛し、そして、そうした人々が幸せに暮らす祖国を愛してこそ、世界の人々を愛せるのだ。

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2016/07/11

僕自身の不勉強のため、この本の内容が真実かどうかよくわかりません。 ただ、これまで、日本が太平洋戦争に突入した理由について、今ひとつピンと来ていなかったのが、この本を読んで、納得できるレベルが上がった気がします。 いつの時代も、日本の政策の裏には、その時代で最も優秀と考えて...

僕自身の不勉強のため、この本の内容が真実かどうかよくわかりません。 ただ、これまで、日本が太平洋戦争に突入した理由について、今ひとつピンと来ていなかったのが、この本を読んで、納得できるレベルが上がった気がします。 いつの時代も、日本の政策の裏には、その時代で最も優秀と考えてよいブレインがいるはずであり、そういう人たちが戦争を選んだからには、戦争突入に何らかの合理性があると考えたはずです。 そのあたりのことが少し理解できた気がしました。 安易な戦争反対(というよりは武力放棄に近いかも)や戦争賛成に向かわないためにも、こういった本の存在は意味があると思います。

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