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寂しがりやの母娘 柔肌バスルーム の商品レビュー

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タイトル通りの寂しがり屋な母娘が甘えまくる

サブタイトルの「バスルーム」はさほど登場しないが、予想以上にメインタイトル通りな作品。同級生の娘が人前ではツンとしながら2人きりになると甘えた誘惑を仕掛けてくるのは可愛らしくもあるが、最初から割と大胆でもあり、後半では娘以上に甘えた態度を示す母の方が尋常ではない寂しがり屋である。...

サブタイトルの「バスルーム」はさほど登場しないが、予想以上にメインタイトル通りな作品。同級生の娘が人前ではツンとしながら2人きりになると甘えた誘惑を仕掛けてくるのは可愛らしくもあるが、最初から割と大胆でもあり、後半では娘以上に甘えた態度を示す母の方が尋常ではない寂しがり屋である。「子供達は大学受験を控えているのだからもぅ少しガマンしなさいよ」とのツッコミを入れたくなるほどだが、それでも勉強の合間に机の下に潜り込んでは主人公のムスコを愛しているようでは作中で自虐するがごとく母親失格なオンナが全開といった有様である……読み手として、これはこれで良いのだが。 ただ、こうした寂しがりな振る舞いにより、誘惑へと至る際の唐突な感じや不自然さが軽減されているのは興味深い。甘える口実が出来ているということであり、それ故にベタ甘な作風でもあるのだが、この点で抵抗を覚えなければ、34歳の母がオンナとして常に盛っているため、いやらしいことこの上ない作品として好まれるであろう。 弓月作品ではよく見られる「分別のあり過ぎる対抗ヒロイン」によって修羅場もなく、妙に得心した娘の計らいによって中盤の展開は一風変わったものになるが、これによりどの頁にもイキまくりな絶頂の叫びが木霊する母または娘の昼夜を問わない情交がこれでもかと出てくることになる。前々作『恩師の奥さんは未亡人』でも感じたように、ここ数作の弓月作品のご多分に漏れず本作もまた淫猥度が絶賛急上昇中につき、明けても暮れても交わり三昧な日々が様々に所を変えて続けられる。この官能描写の連続は相当にいやらしい。

DSK