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知られざる職種アグリゲーター の商品レビュー

3.5

31件のお客様レビュー

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2014/06/29

知識社会の中で、個人の働き方は変わってきた。一つの部署に属して仕事をするのではなく、会社を飛び出して複数のタスクに関わり成果にコミットするという事例が増えている。会社組織はそうした人財の活用ができていないし、人財を育成する仕組みも持ち合わせていないが、ビジョン・ミッションを打ち出...

知識社会の中で、個人の働き方は変わってきた。一つの部署に属して仕事をするのではなく、会社を飛び出して複数のタスクに関わり成果にコミットするという事例が増えている。会社組織はそうした人財の活用ができていないし、人財を育成する仕組みも持ち合わせていないが、ビジョン・ミッションを打ち出し、共感する人財を集めることが必要だろう。 アグリゲーターが大多数になることはないだろうが、こうした人が増えていくのは事実。しかし、我々の時間は限られている。優先順位の高い課題に取り組むことになるため、課題の魅力度が重要になる。

Posted byブクログ

2014/05/29
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雑誌で紹介されていたので興味を持って読んでみた。 実際に5年10年の単位でアグリゲーターが台頭するかと言えば そうトントン拍子にはいかないのかもしれないが 考え方などは面白かったし納得もいった。 ネットの普及で働き方にも変化が出て、 個人で動けることも増えてきたと思うし、それ自体はよい傾向だと思う。

Posted byブクログ

2014/05/11
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オープンイノベーションも組織でやるより、仲間内、と言った個人単位やるほうが敷居が低い。そういう意味でこういう方向に企業並びに個人が進む方が、創造や生産性の向上につながると思う。今はいちいち辞めて入社したり、契約したりという仕組みが個人的には面倒だったりします。 やりたいことをやるためには、積極的な学習や、自分のコミュニケーション作りが大事、ということも同意。 あえて言うなら、企業のあり方と個人のあり方が一冊にまとめられているので分けてもいいように思いました。 面白かったです。

Posted byブクログ

2014/05/03

20140503 私の頭が固いのか、後半の新しい働き方の部分の生活イメージがわかなかった。具体的な生活感が感じられないので何と無くSF的な話のように思った。消えていく世代なので構わないがどんな時代でも誰かが食糧を生産していることは忘れないようにしたい。

Posted byブクログ

2014/04/26

これからの企業に必要な人材は同種、異種のものに関係なく集めることができるAggregatorである。 個人は、社内外、公私の境界を低くし、その人格を企業活動に投影する。そして企業も個人に歩み寄る。 端的にいえば、 個人化、個人の価値観と企業の価値観を如何に近づけていくか。 個...

これからの企業に必要な人材は同種、異種のものに関係なく集めることができるAggregatorである。 個人は、社内外、公私の境界を低くし、その人格を企業活動に投影する。そして企業も個人に歩み寄る。 端的にいえば、 個人化、個人の価値観と企業の価値観を如何に近づけていくか。 個人の社会的な達成感と企業の利潤活動を如何に連携させるか。 企業(組織)に依存しない個人を形成し、それを企業が如何に受け容れていくか。 本著でモデルとされている企業(GE、ソフトバンク等)の紹介や、ある意味では欧米社会では先行しているビジネススタイルであるのかもしれず、その意味では真新しい概念ではないのかもしれない。 実際にアグリゲーターとして活躍するビジネスマンにフォーカスすると説得性も高まり、面白かったのかもしれない。 以下引用~ ・知識社会を生き抜く企業へと変化する武器は三つある。 イノベーション、コラボレーション、モチベーションの三つである。 ・アグリゲーターの5つの特徴 ①将来やってくる社会を具体的にイメージし、自分達ならどのような貢献ができるのか考えてしまうし、プランを書かずにはいられない。 ②既存事業の枠組みに囚われず、その瞬間に最も適切と思われる事業モデル・アプローチを設計・実行する。 ③事業を実現するために必要な能力を見極めることができる。それを集めるだけのネットワークを持っている。 ④状況に応じて、自分の古いスキル・成功経験、能力をいとわず捨てることができる。 ⑤強烈なビジョニング力を備えている。 ・社員のプロ化に最も有効な方法が、仕事に「プロジェクト主義」の概念を入れることである。

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2014/04/10

アリゲーターじゃないよ、アグリゲーターだよ。 書店で探してたところ、意外にも「人事・労務」みたいなジャンルに陳列。 イノベーション発生のプロセス。 イノベーションを巻き起こすための行動をやり切るような個人を、企業がどうやって育成していくのか。 そういったメカニズムを明らか...

アリゲーターじゃないよ、アグリゲーターだよ。 書店で探してたところ、意外にも「人事・労務」みたいなジャンルに陳列。 イノベーション発生のプロセス。 イノベーションを巻き起こすための行動をやり切るような個人を、企業がどうやって育成していくのか。 そういったメカニズムを明らかにしようと試みたなかなか意欲的な内容。 人事に携わる人は必見。

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2014/04/05

1人の個人が5つの組織に所属してプロジェクト毎にコミットするようになる。―近い将来主流になるであろう、アグリゲーターという働き方について述べた本です。 かくいうオイラ自身も、ある企業にフルコミットしているわけではなくて、様々な組織やプロジェクトに自らの得意分野をコミットさせる形...

1人の個人が5つの組織に所属してプロジェクト毎にコミットするようになる。―近い将来主流になるであろう、アグリゲーターという働き方について述べた本です。 かくいうオイラ自身も、ある企業にフルコミットしているわけではなくて、様々な組織やプロジェクトに自らの得意分野をコミットさせる形で、最大限のインパクトを出していく働き方を志向しています。 当然、すべての人がアグリゲーターになるわけでもありませんが、従来の工業型社会におけるニュートン型組織(上位下達で決められた指示に対して決められた動きをする組織)の比率は低下していき、ダーウィン型組織(市場や環境の変化に順応し、新しいものを生み出して生き残る組織)が増えていくのは必然とも言えます。 その中で個人はどのように振る舞えばよいのでしょうか。それは個人として”売り”になる専門性やスキルを習得して実力を蓄えて、キャリアを高めていき、世の中に対する影響力を最大化させていく組織やプロジェクトを選択的に渡り歩く、そんな時代になっているのかもしれません。

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2014/03/30

すごく面白かった。ノマドとかライフワークバランスとか人材の流動性とか、色々なところで経験が語られることは多いが、共感に値する根拠は弱いと感じている。しかし、本書ではこれからの働き方を、感覚だけではなく理論的に仮説を立て、証明しようと取り組んでいてわかりやすく共感できる部分が多々あ...

すごく面白かった。ノマドとかライフワークバランスとか人材の流動性とか、色々なところで経験が語られることは多いが、共感に値する根拠は弱いと感じている。しかし、本書ではこれからの働き方を、感覚だけではなく理論的に仮説を立て、証明しようと取り組んでいてわかりやすく共感できる部分が多々あった。また、よくある海外の著名人の話ではなく、日本人によって書かれている点もリアリティを感じる内容へと繋がっている気がする。

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2014/03/20

将来的な働き方のあり方について述べられた本。アグリゲーターというビジョンを持った人が求められるとのこと。 これからは教育ではなく学習になるというのは同意。

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2014/03/13
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サラリーマン、プロフェッショナル、そしてアグリゲータ。 今までの社会人経験で直観的に感じてきた「彼はできる人だ」が明文化された感じだった。 ・人財=資産。人材=コスト。 ・個人が取り得る情報が爆発的に増えた。 ・昔の情報バランスは会社>個人。今は会社=個人。 ・他者を巻き込んでゼロからイチを創造できる人。 ・自分や家族、地域社会に帰属する。会社や組織に帰属はしない。 ・自ら達成したいと強く思える目標を持っている。 ・言われたことをやる。はいやだ。 ・そんな人財を抱えられる企業が成長していく。 ・企業はアグリゲータにとって魅力的な器になるべき。

Posted byブクログ