マッキンゼー の商品レビュー
マッキンゼーの歴史と共に、アメリカのビジネス史、経営学の扱いの変遷を学べる好書。礼賛と批判どちらにも片寄ることなく"ザファーム"が各時代でどのような活動をしてきたのかを丁寧に描いている。
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マッキンゼーの歴史がよく分かった。知識を売り物にするという究極難解なことを生業としつつ、経営者の代理やエクスキューズとしての役割も事実多いことも分かった。訳は(というか原書?)少し読みにくい。Aということを言っている流れの中で急に反対の内容であるBが出てきて、そのトピックを入れた...
マッキンゼーの歴史がよく分かった。知識を売り物にするという究極難解なことを生業としつつ、経営者の代理やエクスキューズとしての役割も事実多いことも分かった。訳は(というか原書?)少し読みにくい。Aということを言っている流れの中で急に反対の内容であるBが出てきて、そのトピックを入れたかったのは分かるけど流れ悪くてどっちの立場で話してたいのか分からん、て感じになってるところが結構あった。
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The Firm: The Study of McKinsey and its Secret Influence on American Business ― http://www.diamond.co.jp/book/9784478023518.html
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マッキンゼーの生い立ちや繁栄の経緯を知るには良い本である。 書かれていることが断片的で、マッキンゼーの強みと弱みが頻繁に、ほとんど段落ごとに「しかし」「一方」などの接続詞で入れ替わるので読んでいて混乱する。結局なんなのだといいたくなる。 読後の結論としては、マッキンゼーは大会社の...
マッキンゼーの生い立ちや繁栄の経緯を知るには良い本である。 書かれていることが断片的で、マッキンゼーの強みと弱みが頻繁に、ほとんど段落ごとに「しかし」「一方」などの接続詞で入れ替わるので読んでいて混乱する。結局なんなのだといいたくなる。 読後の結論としては、マッキンゼーは大会社のCEOの地位の維持、および若いコンサルタントのキャリア形成には役に立つが、社会的には貢献していないということだろうか。 蛇足ながら、この著者は日本について、「日本企業のように皆が手をつないで歌を歌う・・・」と書いているように、知識がかなり浅い。
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読者が知りたい「秘密」は「Mckはどのような提案をして『ザ・ファーム』となり得たか」。その肝心の部分にはほとんど触れられていない。かろうじて第6章と第9章に申し訳程度に公開情報を肉付けした内容が掲載されている。 McK盛衰の歴史を辿る本としては悪くない。全体的にはMcKを賞賛し...
読者が知りたい「秘密」は「Mckはどのような提案をして『ザ・ファーム』となり得たか」。その肝心の部分にはほとんど触れられていない。かろうじて第6章と第9章に申し訳程度に公開情報を肉付けした内容が掲載されている。 McK盛衰の歴史を辿る本としては悪くない。全体的にはMcKを賞賛しているが一応の批判もある。しかし、原文のせいか翻訳のせいか文章が回りくどく分かり難い。類書の『ブラックストーン』『ゴールドマンサックス』と比べると見劣りする感は否めない。 話は逸れるが大前研一がトム・ピーターズやハーブ・ヘンツラーと並び称されている。著書「企業参謀」の迫力は凄いものがあったが、現役当時の切れ味の鋭さをうかがわせるエピソードだ。
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マッキンゼーの歴史を書いたもの。 面白いが、現在を知りたい場合には物足りないかも。 ハーバードを卒業したばかりの新人をクライアントのCEOにぶつけて、金をもらって教育する、というのは普通の会社でもやっていることで、なんとなく親近感。 というのは嘘で、むしろ企業倫理に反すると思っ...
マッキンゼーの歴史を書いたもの。 面白いが、現在を知りたい場合には物足りないかも。 ハーバードを卒業したばかりの新人をクライアントのCEOにぶつけて、金をもらって教育する、というのは普通の会社でもやっていることで、なんとなく親近感。 というのは嘘で、むしろ企業倫理に反すると思っていただけに、マッキンゼーにたいする情緒的な評価も一気に下がった。
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マッキンゼーの通史としてよく出来た内容 大前さんの話なども興味深く書いてあるが、基本はアメリカでの動きが主 実によく下調べをして綿密に書いてあると思うが、結論というか著者の主張はやや弱いかな
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設立から現在に至るまでの流れが書いてったあけれど、コンサルタントって華やかに見えて泥臭い仕事が多い印象。昔は人種差別してたり高身長しか採用しない会社だったんだね。 アップorアウトの世界は厳しいけれど仕事の満足度は高いんだね。
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コンサルティングもブランド次第だ。 背が高くて青い目のオックスブリッジが採用基準。企業の重役が高級クラブに連れて行くにふさわしい彼らには、法外な請求書を文句も言わずに支払う。世の中、そんなもんだ。はっきりいって、しょうもない。
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科学的なアプローチを現実的に経営に取り入れ、仮説とデータ、証拠を用いる手法でビジネスの問題を解決した最初のコンサルティングファーム。 アメリカの成長、躍進の影にマッキンゼーあり。
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