火閻魔人~鬼払い~(2) の商品レビュー
絵柄が変わり、物語の質も変わって新たに生まれ変わった『火閻魔人』二巻目。座敷童子編を収録。キャラクターがほとんど入れ替わっているために、筋立てが大幅に変更されてる。術とトリックの複雑さは相変わらずだけど、筋がシンプルになってる?いや、シンプルというよりもかなりすっ飛ばしてるせいで...
絵柄が変わり、物語の質も変わって新たに生まれ変わった『火閻魔人』二巻目。座敷童子編を収録。キャラクターがほとんど入れ替わっているために、筋立てが大幅に変更されてる。術とトリックの複雑さは相変わらずだけど、筋がシンプルになってる?いや、シンプルというよりもかなりすっ飛ばしてるせいで、所々『んん?』ってなる?そもそもカガミ姫はどうやって千代丸に取り込まれた??まぁ、いいや。色々破綻してるのが奥瀬サキだもんな。うん、知ってたし。
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鬼の子・塁と、友達になり損ねたエルの話。 後半は座敷童子編。初読で意味が分からなくて何度も読み返した。うーん、やっぱり短編のほうが好きだな。
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とりあえず最近奥瀬氏がやる気出してくれてるようで嬉しい限りです。 火閻魔人も低俗霊狩りも好きだったので楽しみが増えました。 "自動人形"みたいな鬼気迫る迫力の話がまた読みたいものです。
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- ネタバレ
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2巻、読みました。 エルの塁の関係が、なんとも言えないね。 最初は、津那美に塁の存在を知らせるためにまた会う約束をしたのかと思ったけど、そうでもなかった。 あれは、津那美が無視するくらい、塁が小物だったから友達になっても良いとか思ったんだろうか? 確かに、友達できなさそうだもんな、エル。 でも、塁が人を喰らったことで、津那美も無視できなくなった。 ならいっそ、自らの手で・・・・・ということだったんだろうか? そんな短編と、インターミッション的な「白米鬼」を挟んで、 座敷童子編、開幕です。 童子を「わらし」と読めば、妖怪。 でも、「どうじ」と読めば・・・・・・・それは「鬼」になるのか?>まぁ、仏門の神にも「~童子(どうじ)」ってのがいるけど。 見方が変われば、別の存在にも成り得る・・・・・か。 神仏習合なんてものもありましたな。 その存在が「福」を呼べば、「神」。 「禍」を呼べば、「鬼」。 なんだかわからない場合は「妖怪」。 案外、人間の都合で呼び名がかわるだけ。 本質は同じなのかもしれんな。 そんなことを思いながら読みました。
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