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レディが群れに帰るまで の商品レビュー

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2019/02/22

2006年2月、札幌の円山動物園でチンパンジーの赤ちゃんが生まれました。名前はレディ。 お母さんのエリサも良いお母さんぶりを発揮し、すくすくと育っていましたが…。 2006年4月、お母さんのエリサが屋外展示場のタワーから転落、即死しました。 それからは、飼育員の佑川さんがお母さん...

2006年2月、札幌の円山動物園でチンパンジーの赤ちゃんが生まれました。名前はレディ。 お母さんのエリサも良いお母さんぶりを発揮し、すくすくと育っていましたが…。 2006年4月、お母さんのエリサが屋外展示場のタワーから転落、即死しました。 それからは、飼育員の佑川さんがお母さん替わりです。 人工飼育されたチンパンジーを群れに戻すことは、今までどこの動物園でも不可能なことでした。けれど、動物園が一丸となって、レディを群れに戻す復帰訓練を始めました。 動物園職員の努力ももちろんですが、レディを取り巻くチンパンジーの群れたちの優しいこと! それに、群れの中で生きていくための術を獲得していった、レディ自身の勇気! 動物ってすばらしいな。 動物園ってすばらしいな。

Posted byブクログ

2014/07/29

札幌市にある円山動物園のお話し。 親を亡くしたチンパンジーの子レディが、人に保育され、その後群れにもどるまでを綴った本。 一度群を離れたチンパンジーが群れにもどることの難しさは、一般人に想像しにくいけれど、飼育員の苦労や気遣いは読んでいて伝わってきた。

Posted byブクログ