論語絵本 の商品レビュー
柔らかい現代語訳と温かい挿絵で、「まえがき」どおり、心が豊かになることは請け合い。同時に、中高時代の機械的な暗誦の無意味さを痛感。こんな素敵な古典を勉強していたのに気付かないなんて、もったいなすぎる。現代の中高生も多分そうなのだろう。こういう書物を増やして欲しい。古典の入り口とし...
柔らかい現代語訳と温かい挿絵で、「まえがき」どおり、心が豊かになることは請け合い。同時に、中高時代の機械的な暗誦の無意味さを痛感。こんな素敵な古典を勉強していたのに気付かないなんて、もったいなすぎる。現代の中高生も多分そうなのだろう。こういう書物を増やして欲しい。古典の入り口として非常に有効だと思う。個人的に感動したのは、「ふろく」の人物紹介と孔子絵年表。どちらもイラストと説明がわかりやすく、論語の背景理解が深まる。おもしろい人物がたくさん登場している古典だと初めて知った。決して難しくない表現が受け容れやすい。まさしく、「絵本」として楽しめる「論語」。
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