傷 の商品レビュー

堂場瞬一(著者)

2024/01/18

堂場さんお得意の、警察モノ、野球モノ、メディアモノ、の合体作、ってとこ？

でもなー、医者がこんなことするとは考えにくいけどなー……

2017/09/03

女性記者と新人男性刑事が同じ事件を追っていくお話。
事件はというと、プロ野球選手の膝に起きた医療ミス。
女性記者のガツガツした様子と新人刑事の視野が狭い様子が表現されてます。

2015/04/04

青井由記は女性のような名前をからかわれる新米刑事．プロ野球選手の石地の弁護士が膝の手術を医師が故意に失敗したと警察に告げて捜査の依頼をした．その医師・高嶺が所在不明の由．青井がその担当を命じられ、動き始めた．石地が突然記者会見をして高嶺の手術を医療過誤と告発．社会部の遊軍記者・西潟理恵もその事件の取材を命じられる．捜査は一旦停止命令が出たが、捜査一課が世田谷東署に捜査一課が乗り込んで来る．青井と理恵が一緒に動く所が面白かった．最終的には高嶺が以前に手術を失敗したことが尾を引いて、石地の事件になったことが判明するが、次第に確信に迫る筆力はさすがだ．

2015/03/27

#読了。プロ野球選手の石地は膝の手術を受けるが、担当医が突然失踪。石地は故意に手術を失敗させたとして刑事告発を行う。新米刑事の青井、新聞記者の西潟は情報交換し、真実を追う。最後に何かあるのかと思いきや・・・

2015/02/28

警察、医療、報道、野球とが、すべて含まれる小説、

プロ野球選手などの治療にあたる医師が、手術に失敗で、再起不能の選手が訴えるのだが、、、、、
その担当医は、失踪してしまう。
昔の話からの発展で、恨み、野望、野球界の確執のはざまに翻弄された男たちを、若手刑事と、女性記者で、真相を、表面化して行く。
少し、堂場瞬一氏の本としてば、だらだらと、し過ぎていたような感じである。
私は彼の警察小説の方が、好きである。

2015/02/03

2月-1。2.5点。
一流野球選手が、膝の手術で故意に靱帯を切られる。
執刀医は失踪。野球選手が告訴し、捜査。
新人刑事の成長と、女性記者の踏ん張り。
うーん、最近の堂場作品は、イマイチ感が大きい。
ラストもあっさり。

2014/06/23

堂場さんのスポーツものに警察ものをかけあわせたネタ。女性記者と若い半人前の刑事が成り行き上、コンビになって核心に迫るのだが、やたらタバコを吸いたがる女性記者に感情移入できなかった。つい最近、医者が『誰でも良かった』という理由で人工透析の患者を死なそうとした事件があった。患者の生殺与奪を握る医者が実際にそんなことをするだろうか、と思ったのだが、『誰でもよかった』のではなく、明確な動機なり、圧力があれば、医療過誤を装った事件は起きるのだろう。

2014/02/09

堂場瞬一の刑事物＋スポーツ物ですか、読みやすいが…う～～～んな感じでした。
視点が薄惚けているような…刑事も記者も真面目っ子でした。

2017/09/20

プロ野球の看板選手、石地が膝の手術で故意にミスされたと
医師を告発するが、スポーツ医学の権威だったその高嶺医師は
告発直後に失踪してしまう。

最初に話を聞いた所轄は事件にできないと捜査を打ち切るが
選手生命の危機に立たされた石地な納得できずに
警察に圧力をかけ、再捜査に持ち込むそして
捜査一課が乗り込み捜査開始となるが捜査一課は
所轄に下していない情報や独自で捜査をしているふしがある。

物語は捜査一課のやり方に納得がいかない所轄の
新米刑事、青山とこの事件を取材することになった
女性記者の視点から語られるが、両者の
心情描写（ぼやき）が多く、物語の展開がもたつき気味
二人の捜査と取材が核心に近づいていっている感がなく
緊張感もなかった、事件が事件だけにこのスピード感は
致し方ないのか・・。

高嶺医師はスポーツ外科の世界では日本で第一人者と
言われているほど、とても評判のいい医師
そんな医師が一流選手の手術をして失敗する、あるいは
本当に故意に傷つけたとしたら、その動機が１番の読みどころだが
高嶺医師の人物像が弱く、全体的にぼんやりした感じ

捜査一課が独自に捜査していた理由も最後に明らかに
なるがスッキリしなかった。

青山＆女性記者の捜査も中途半端な感じだし
バタバタとした強引な終わり方に置いてけぼり感が強かった。

テーマはおもしろいと思うのだがどの人物にも
魅力を感じられなかったのがとても残念でした。

2013/11/28

読み終えると、うーんだった。
警官の張り込みは応援したくなるが、
女新聞記者の張り込みは、しつこい失礼なやつとしか
思えない。