生物化するコンピュータ の商品レビュー
タイトルから想像するような最先端のコンピューティングを扱ったものではなかった。 どちらかと言えば、新旧織り交ぜた異色のコンピューティング話を集めた本。
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「コンピュータの時代を開いた天才たち」のコンビによる本書。原題は「Natural computing」。前著と同様15名の科学者へのインタビューから構成される。最初にSCでも常連のデヴィット・ショーのところを読んだけど、ちょっと物足りないなぁ。 「ヤモリの指」と同時に購入。どちら...
「コンピュータの時代を開いた天才たち」のコンビによる本書。原題は「Natural computing」。前著と同様15名の科学者へのインタビューから構成される。最初にSCでも常連のデヴィット・ショーのところを読んだけど、ちょっと物足りないなぁ。 「ヤモリの指」と同時に購入。どちらもファインマンの「極小の世界には十分な余地がある」という1959年の講演に触れているところが面白い。
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最低でも,情報系の学部出てないと全く話についていけないこと請け合い.アナログコンピューティングはちょっとときめいた. それにしても,優秀な人は行動力があるように思える.小さい頃に周りにすごい人がいるというのは,人格形成に多大な影響を与えるんだろうな.なんて,恨み言をば.
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自分で不具合を修復するコンピュータなどその振る舞いが生物化しているという話で前半が始まる。 コンピュータの素材をシリコン半導体ではなくDNAなどを利用するという話が後半のテーマと思われる。 化学反応を利用してハミルトン経路問題を解くコンピュータとDNAを折り曲げてスマイルマークを...
自分で不具合を修復するコンピュータなどその振る舞いが生物化しているという話で前半が始まる。 コンピュータの素材をシリコン半導体ではなくDNAなどを利用するという話が後半のテーマと思われる。 化学反応を利用してハミルトン経路問題を解くコンピュータとDNAを折り曲げてスマイルマークを描くDNA折り紙という技術が 興味深い。しかし、DNA折り紙は計算機としてどのように利用するのかよく理解できなかった。 最後は量子コンピュータの話である。巡回セールスマン問題を解くことは光速を超えることと同等なのだそうだ。
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