ブラックライダー の商品レビュー
読んで行くと、どうしても、知ってる感が沸いてくる。データをみたら2014年5月8日に読んでいた。最初の検索に何故引っかかって来ない?むむ、これ知ってる?これ知ってると呟きながら読むのは笑う。
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いくらなんでも長すぎる。状況設定がわかりづらい。情景描写がわかりづらい。登場人物が多いくせに感情移入できる人物がいない。なにせなにせ、とにかく長すぎる。こんなにくどくどしい戦闘シーンとかこんなにたくさんいる? 牛と人間の交配?食人?え、馬がいるのに?ユダの牛??なぜにそんなわかり...
いくらなんでも長すぎる。状況設定がわかりづらい。情景描写がわかりづらい。登場人物が多いくせに感情移入できる人物がいない。なにせなにせ、とにかく長すぎる。こんなにくどくどしい戦闘シーンとかこんなにたくさんいる? 牛と人間の交配?食人?え、馬がいるのに?ユダの牛??なぜにそんなわかりづらい設定にしたのだろう?そもそもレイン兄弟たちのエピソードは必要だったのか?詳しくは語られないが6・16とやらがあったにも関わらず、アメリカだのメキシコだの南部だのとこだわってるのはいったい何なんだろう。 蟲と預言者と保安官のシンプルな物語で良かったんじゃないのかな?
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虫のにゅるにゅるは気持ち悪くてよい ジョアン・メロヂーヤにセイントみが若干うすい。殺人を当然のごとく行ふからと言ふのでなくて、ちゃんとした迫害を受けてきちんと負け出て信徒とともに言ってる風な感じがない。 カタストロフが、いはゆる アジア系がやるとアメリカ人の「とにかくカナダは...
虫のにゅるにゅるは気持ち悪くてよい ジョアン・メロヂーヤにセイントみが若干うすい。殺人を当然のごとく行ふからと言ふのでなくて、ちゃんとした迫害を受けてきちんと負け出て信徒とともに言ってる風な感じがない。 カタストロフが、いはゆる アジア系がやるとアメリカ人の「とにかくカナダは無事」てかうなるのねっぽい(ニューヨークとかは無事)。 ブーツの蘊蓄がー、いいんだけどー、なんかー。 リーダビリティはよいのでサクサク読めるけども、舞台設定当時の世界地図が収録されてても、違和感ある感じ。
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2013年の東山彰良作品。 荒廃した近未来、アメリカとメキシコの国境辺りが舞台の西部劇小説。 寒々しさや、人が人を喰う設定は、ヴィゴ・モーテンセン主演で映画化もされた『ザ・ロード』の影響でしょうか。 残酷な描写もある西部劇ということで、マカロニ・ウェスタン的な内容かと期待しました...
2013年の東山彰良作品。 荒廃した近未来、アメリカとメキシコの国境辺りが舞台の西部劇小説。 寒々しさや、人が人を喰う設定は、ヴィゴ・モーテンセン主演で映画化もされた『ザ・ロード』の影響でしょうか。 残酷な描写もある西部劇ということで、マカロニ・ウェスタン的な内容かと期待しましたが。どちらかというと、アメリカン・ニューシネマ、あるいはクリント・イーストウッド映画。 そのため、初老の保安官、その若い恋人、保安官が追う牛泥棒などには、1970年代のクリント・イーストウッドやソンドラ・ロックやジェフ・ブリッジスを脳内で配役。 派手な展開は全く無い、会話が主体となる物語は、自分には退屈極まりないものでしたが、クリント・イーストウッドを思い浮かべながら退屈に耐えて読みきりました。 この小説世界での牛は、食用のために動物の牛と人間を掛け合わせた、体は大きいが知能の低い頭に二本の角がある人間ですが、知能の高い牛ジョアンを主人公にした第二部だけは割と退屈せずに読めましたね。
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すごかった。討伐隊のシーンは息が上がっちゃう感じがして、休み休みで読み進めた。こういう時、自分の読書における体力の衰えを感じる。陰惨だけど静謐な第2部が好き。
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ちょっと古い翻訳調の文章で、途中まで読みにくかったけど、登場人物になじんでからはおもしろかった。世界の汚っぽい感じ、科学の未発達な感じが好きかな。
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読むのはなかなか大変だったけど、 なんとなく何か残る話だった。 あっさり感想をかけるペラペラの本じゃなく、 久しぶりに本を読んだ!って感じだった。 最初の方は下手なキングみたいだったけど。
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こんなに気品のない言葉が出てくる本は初めて読んだ。罵詈雑言の教科書ですか?ってくらい!そして登場人物も多すぎでしかも覚えにくい名前で、アメリカ西部とかメキシコとかキリスト教の文化も馴染みがなさすぎて、読みにくいことこのうえなかった。 でも読むのをやめられなかった。 なんだこれは。...
こんなに気品のない言葉が出てくる本は初めて読んだ。罵詈雑言の教科書ですか?ってくらい!そして登場人物も多すぎでしかも覚えにくい名前で、アメリカ西部とかメキシコとかキリスト教の文化も馴染みがなさすぎて、読みにくいことこのうえなかった。 でも読むのをやめられなかった。 なんだこれは。 レイン兄弟がイケメンすぎた。 クロウ・フィッシュが列聖できた理由がいまいち分からない… バード・ケイジは最後まで好きになれなかった。かっこいいような気もするけど気持ち悪いおじさん感… 深いようで浅い?浅いようで深い? 長い物語だった。
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完敗である… 「流」が面白かったんで手にした本作、その黒枠の不気味なレイアウトにびっしりと詰まった小さめの文字×600頁に嫌な予感がしたのだが読み初めてすぐにそれは現実のものに。 ウェスタンハードボイルドにディストピア小説を掛け合わせた凝った作り込みにすぐに引き込まれるのだが1/...
完敗である… 「流」が面白かったんで手にした本作、その黒枠の不気味なレイアウトにびっしりと詰まった小さめの文字×600頁に嫌な予感がしたのだが読み初めてすぐにそれは現実のものに。 ウェスタンハードボイルドにディストピア小説を掛け合わせた凝った作り込みにすぐに引き込まれるのだが1/3辺りで飽きが来て挫折しそうになる、それでも負けてならじと意地で読み進めるが以降は作者との根比べで久し振りに辛い読書体験。 良く出来ていると思うし間違いなく面白いと思う、しかしその圧倒的な情報量をこなして行くには読み手にもかなりのキャパが必要。 入院した友達のお見舞いにおすすめです
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どれだけ人が殺されるのかと…。大災害で生き残った人々がサバイバルする物語。正確にはサバイバルというよりは、異形の生物(蟲)が人間を死に至らしめる恐怖と、人間が食べられる恐怖と、牛と人間の合の子ような知的生命体への怖れなど、さまざまな恐怖というか未知なるものとの戦いなどが描かれる。...
どれだけ人が殺されるのかと…。大災害で生き残った人々がサバイバルする物語。正確にはサバイバルというよりは、異形の生物(蟲)が人間を死に至らしめる恐怖と、人間が食べられる恐怖と、牛と人間の合の子ような知的生命体への怖れなど、さまざまな恐怖というか未知なるものとの戦いなどが描かれる。北斗の拳やマッドマックスのような世紀末を描いているよう。少し長いが見事なフィクションである。あまりにもたくさんの人々が簡単にかつ残酷に殺されていくが、途中から残虐シーンに慣れてしまった。本当は慣れちゃいけないんだろうけど。本作品の前日譚となる「罪の終わり」が出ているので、いつか読んでみようと思う。
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