1,800円以上の注文で送料無料

アメリカ企業には就業規則がない の商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2013/11/11

思わずタイトルを二度見して「エエッ!?」と叫ぶというベタなリアクションが自然に出て手に取った一冊。 読んでいて、フとバックトゥザフューチャー2で、レッチリのフリーが扮する悪役と取引したマーティーが、クレジットカードを切ってTV電話を切った途端、ボスのヤマモトさんからコネクトがあ...

思わずタイトルを二度見して「エエッ!?」と叫ぶというベタなリアクションが自然に出て手に取った一冊。 読んでいて、フとバックトゥザフューチャー2で、レッチリのフリーが扮する悪役と取引したマーティーが、クレジットカードを切ってTV電話を切った途端、ボスのヤマモトさんからコネクトがあり、家族の見ている前でクビを宣告される(家中のファックスから"YOU ARE FIRED"のプリントが出力される) シーンを思い出しましたw。 相当極端な例かと思えば、あれが米国流のEmployment at will ってヤツだったんすね。 著者は三菱銀行、JPモルガン、マイクロソフトの人事総括責任者を経て人事労務コンサルティング会社PMPを設立。 米国における、企業と労働者間の契約関係の日常とその背景が学べる他、やたら罰金規定の多い中国の就業規則wが紹介されるなど、各国の就業の実態との比較のなかで、日本の人事労務が如何にガラパゴスな存在かが明らかにされる(必ずしも、日本国内における企業側あるいは労働者側のいずれかに有利というものでもない)。大変勉強になりました。

Posted byブクログ