スティーブ・ジョブズ1995ロスト・インタビュー の商品レビュー
普通の日本語訳と日英対訳が載っている珍しい形式。ページ数が足りなかったか? 原文のニュアンスがわかって良い。 一度日本語を読んでから対訳も読んで、整理したり記憶の定着を図ったり、味わいなおすのにも良い。 どん底のジョブズが何を考えていたかが伺える。自分の奥底に流れる思想を整理、...
普通の日本語訳と日英対訳が載っている珍しい形式。ページ数が足りなかったか? 原文のニュアンスがわかって良い。 一度日本語を読んでから対訳も読んで、整理したり記憶の定着を図ったり、味わいなおすのにも良い。 どん底のジョブズが何を考えていたかが伺える。自分の奥底に流れる思想を整理、明確化、言語化するのに必要な思索の時期だったのかもしれない。 インタビューのフル動画を併せて見ることをお勧めする。 映像と音声の力を改めて思い知らされる。現場の雰囲気、表情、息遣い、目線や目力、身振り手振り、どこに力を入れて話しているか。圧倒的な情報量。 それでもなぜか本が好き。
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紛失されたと思われたジョブズの秘蔵映像。70分のロングインタビューの文字起こし版文庫。 「ずば抜けて才能豊かな人たちがぶつかり合い、議論を戦わせ、時に喧嘩もする。大声もあげる。そうやってお互いを高め、アイデアを磨いて行くんだ。すると本当に美しい石ができあがる。」
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この本には記載されていませんが、映画の冒頭に、インタビューの内容が正しいかどうかの確認は取られていない的なテロップが入ります。それを「現実歪曲フィールド」と呼ぶかどうかは別としてジョブズの見えているビジョンが繊細にダイナミックに、かつロマンチックにリアルに語られています。TVのシ...
この本には記載されていませんが、映画の冒頭に、インタビューの内容が正しいかどうかの確認は取られていない的なテロップが入ります。それを「現実歪曲フィールド」と呼ぶかどうかは別としてジョブズの見えているビジョンが繊細にダイナミックに、かつロマンチックにリアルに語られています。TVのシリーズの一篇という成り立ちから来るのでしょうが、定型的質問もあるのですが、それに対しても定型的に答えることはせず、徹底的に自分に引き寄せてジョブズ語で答えて行きます。ビジョンの言語化の凄さにやられてしまいます。このインタビューがWindows95の発売の年になされていることも奇跡的です。その後のアップルの軌跡が、このインタビューに埋め込まれているように感じるのは2013年からの後付け感覚なのでしょうか?しかし、彼が見ていたビジョンの現実化がアップルなのだとしたら、彼の死後のアップルがどういう存在になって行くのかに興味津々です。
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英語と日本語訳の両方。すでに知られている内容も多いが、1995年に本人が直接語ってるインタビューに意味があるな。
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