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再生可能エネルギーがひらく未来 の商品レビュー

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2016/02/05

日本は省エネ、再生可能エネルギーに関して、素晴らしいポテンシャルを備えているにもかかわらず、世界の趨勢から大きく後れを取っている。こうした日本の現状は、国としてのリーダーシップの欠如や政治の貧困であり、既得権を守ることがかえって未来を危うくするというパラドクスを知りながら、目をつ...

日本は省エネ、再生可能エネルギーに関して、素晴らしいポテンシャルを備えているにもかかわらず、世界の趨勢から大きく後れを取っている。こうした日本の現状は、国としてのリーダーシップの欠如や政治の貧困であり、既得権を守ることがかえって未来を危うくするというパラドクスを知りながら、目をつぶって物事を推し進めている姿そのものと言える。 本書は、2012年10月に京都で行われたエイモリー・ロビンス来日記念講演とシンポジウムの記録である。2016年の年初に読んだこともあって、あとがきに「2015年ごろには「発送電分離」が実際に行われてゆくものと期待されます」という文章があったのが印象的だ。

Posted byブクログ