かがみのもり の商品レビュー
238ページと分量も少なく、ストーリーもミステリー慣れしてしまうといろいろと早くから見えてしまって。しかし、短いなりに楽しめた。 神社や宮司、御神体…日本古来の文化には、いつも心惹かれてしまう。 陰陽道や修験道にも、つい食指が動いてしまって。 それなりに楽しみました。
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のどかな町に赴任した新任の中学教師、厚介。クラスの男子たちから見せられた写真には、鮮やかな色彩の花鳥画があった。聞けば、立ち入り禁止の神社の奥に、隠された豪華なお宮を見つけたという。ほんの冒険気分で始まった探索は、怪しい白装束集団に追われ、謎の美少女を巻き込んだ大事件に発展する。...
のどかな町に赴任した新任の中学教師、厚介。クラスの男子たちから見せられた写真には、鮮やかな色彩の花鳥画があった。聞けば、立ち入り禁止の神社の奥に、隠された豪華なお宮を見つけたという。ほんの冒険気分で始まった探索は、怪しい白装束集団に追われ、謎の美少女を巻き込んだ大事件に発展する。やがて彼らが森の奥に発見したものとは・・・。
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解説にもあるとおり、ジョブナイル感が強調されていて、その分ミステリーの要素は薄いです。地方の町、神社、山などから想像れる因習めいたものや、宗教のもつある種の不気味さもあいまって、作品全体を包む雰囲気はなかなかいいです。 このシリーズでは最も読みやすい話かもしれません。
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隣県の中学へ赴任してきた新米国語教師、片野厚介が主人公。 ある日彼は教え子から相談を受ける。 立入禁止の聖域として祀られている山にこっそり入り、 探検を試みた際に見つけてしまった豪華な金色堂。 そこをもう一度一緒に調べてほしいのだと。 地元の人や先任の先生方による制止などもあっ...
隣県の中学へ赴任してきた新米国語教師、片野厚介が主人公。 ある日彼は教え子から相談を受ける。 立入禁止の聖域として祀られている山にこっそり入り、 探検を試みた際に見つけてしまった豪華な金色堂。 そこをもう一度一緒に調べてほしいのだと。 地元の人や先任の先生方による制止などもあったが、 結局は彼らと共に調べることになる。 そして、興信所の男や白装束集団、金色堂について知りたがる 他中学の美少女などが彼らの前に現れて・・・ といったお話。 大崎さんは、出版社や書店員を扱ったシリーズのほかに、 今作のような土着の信仰や慣習を絡めた物語も得意ですね。 ミステリ要素よりもどちらかと言うと冒険色の方が 強い印象だったけど、なかなか楽しめました。 本の表紙からもう少し幼稚な感じなのかと思ってたけど 良い方に裏切られました。
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- ネタバレ
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ドキドキわくわくしながら、あっという間に読んでしまった 大崎さんの小説って、読後感が悪かったことがないけど この本もそうで、きっと人を見つめる目がやさしいのだろうな 小学生や中学生の時に読んだら、もっとドキドキして楽しかったろうな
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新任中学教師が教え子から神社にまつわるすごい発見を打ち明けられて・・・。裏山の聖域の噂、新興宗教、興信所、みんな怪しく思えて、どきどきしながら読み終えました。あともうちょっと盛り上がりを期待していたので、少し物足りない感があります。学校の先生がこんな先生だったら、楽しいかもしれな...
新任中学教師が教え子から神社にまつわるすごい発見を打ち明けられて・・・。裏山の聖域の噂、新興宗教、興信所、みんな怪しく思えて、どきどきしながら読み終えました。あともうちょっと盛り上がりを期待していたので、少し物足りない感があります。学校の先生がこんな先生だったら、楽しいかもしれない。
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