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キタキツネの十二か月 の商品レビュー

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2014/01/03

竹田津先生のキタキツネ観察記録。 著者の作品は、子どもたちがもっと小さかったころ『野生動物診療所』を一緒に読んだのが始まりで、それから『家族になったスズメのチュン』『子ぎつねヘレンが残したもの』、絵本の『どうぶつさいばん ライオンのしごと』と手にした。記録物は写真が豊富で、動物...

竹田津先生のキタキツネ観察記録。 著者の作品は、子どもたちがもっと小さかったころ『野生動物診療所』を一緒に読んだのが始まりで、それから『家族になったスズメのチュン』『子ぎつねヘレンが残したもの』、絵本の『どうぶつさいばん ライオンのしごと』と手にした。記録物は写真が豊富で、動物たちとまるで本物の家族のように接する著者とご家族の姿がとても印象的だった。 今回、図書館で本書を見かけ、著者の名前を懐かしく思い借りてみた。 相変わらずの、仕事(獣医さんであるが、往診した、という一言がたまに出てくるだけで、具体的仕事ぶりについてはほとんど書かれていない)を忘れんばかりの熱中ぶり。本当にキタキツネがお好きなんだなあ。 著者の根気強さと、溢れんばかりのキタキツネへの愛情に敬意を表したくなる。

Posted byブクログ