いのちの木 の商品レビュー
死んでしまったキツネの思い出を語る仲間たち。 すると、キツネが横たわっていた雪の下から出た葉が大きくなり、やがて木になりました。 身近な人やペットを亡くすこともあると思いますが、こんなふうに、思うことができれば、と思います。
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命をテーマにした本を探していて出会いました。歳をとり、弱った狐は、そっと目を閉じます。そこに動物たちがやってきて、狐の思い出を語ると言う話。残された人たちの生きる支えになっている。 この絵本の色がまたすてきです。動物たちの心を表しているようです。大人になっても、死と向き合うと言う...
命をテーマにした本を探していて出会いました。歳をとり、弱った狐は、そっと目を閉じます。そこに動物たちがやってきて、狐の思い出を語ると言う話。残された人たちの生きる支えになっている。 この絵本の色がまたすてきです。動物たちの心を表しているようです。大人になっても、死と向き合うと言うのは辛く、悲しいです。思い出が包み込んでくれる、そう思って前向きになれる絵本です。
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以前、テレビ番組の中で取り上げられていた作品。原題は「THE MEMORY TREE」ブリッタさんの描く動物たちがとてもステキ。キツネがお気に入りの場所で大好きな森の景色をながめたあと、からだをそっとよこたえます。“キツネのめは、二度とひらきませんでした。”キツネの旅立ちを優...
以前、テレビ番組の中で取り上げられていた作品。原題は「THE MEMORY TREE」ブリッタさんの描く動物たちがとてもステキ。キツネがお気に入りの場所で大好きな森の景色をながめたあと、からだをそっとよこたえます。“キツネのめは、二度とひらきませんでした。”キツネの旅立ちを優しい言葉で簡潔に伝えます。森の仲間たちがキツネのまわりに集まってきて思い出を語ります。キツネが横たわっていた雪の下からオレンジのめがでてきてキツネの思い出が語られるたびに少しずつふくらみ、のびていきます。夜通し、キツネのことを語り合い、朝がきたときには、小さな木に育っていました。やがて木は、キツネのともだちすべてのいのちの力、生きるささえとなりました。キツネは、いなくなってもみんなの心の中に今も生き続けています。 死に対して変に怖がったりせずにこんなステキなお話で温かい気持ちを伝えられたらいいなぁーと思いました。森山 京さんの訳も優しくてよかったです。
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ものがたりは普遍的でシンプルでありながら、絵本そのものの佇まいに深みを感じる。 色あいがとてもいい。 表紙も裏表紙もその内側の模様も。 絵本ってアートだなと思わされる。
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最初は、悲しくなりましたけど最後の終わり方で涙が出てきました 好きなセリフはキツネはみんなの こころのなかに、いまも いきつづけています です。
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6/13に紹介!世界はほしいモノにあふれてる 放送 選りすぐりの2冊として紹介された『いのちの木』が大反響!お早めに書店まで!
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色々な読み方ができる絵本だと思います。 絵に惹かれることもあるでしょうし、お話の展開に引き込まれることもあるでしょう。 身近な人や生き物が亡くなって、その状況になかなかついていくことができなくて、なんとかしたい、どうすればよいのかな、思い出すってどういうこたなのかな、ともがいてい...
色々な読み方ができる絵本だと思います。 絵に惹かれることもあるでしょうし、お話の展開に引き込まれることもあるでしょう。 身近な人や生き物が亡くなって、その状況になかなかついていくことができなくて、なんとかしたい、どうすればよいのかな、思い出すってどういうこたなのかな、ともがいているときに読むと少し心を動かすための助けになってくれるかもしれません。 まだ、死を体験したことがない人が、いつかどこかで絶対遭遇する残念だけれど仕方がないことを受け入れることができるようになるための心の準備体操が出来ます。
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きつねが死んじゃった 森の仲間は悲しんで、 大好きなきつねの回りに集まってきました。 そしてきつねとの思い出を思い出して、 微笑みを浮かべて思い返していると オレンジの芽がぽっちりでてきました。 よどおしきつねとのおもいでを語り合っていると 芽がのびて、大きなきになります 森の...
きつねが死んじゃった 森の仲間は悲しんで、 大好きなきつねの回りに集まってきました。 そしてきつねとの思い出を思い出して、 微笑みを浮かべて思い返していると オレンジの芽がぽっちりでてきました。 よどおしきつねとのおもいでを語り合っていると 芽がのびて、大きなきになります 森のみんなが住めるくらいに! きつねはいつも自分たちといっしょに いてくれるんだなぁー。 心のなかに生きつづけているんだなぁー。 あったかい絵本です。 おすすめ
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【読み聞かせ】面白かった、と娘の声。 年老いた一匹のキツネが天へと旅立ったあと、森の仲間たちが集まってくる。キツネとの思い出を語ることによって、悲しみは次第に形を変えていく。
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大好きだった人とさようならするのは悲しいけれど、思い出はいつまでもいつまでも心の中にあるもので、 思い出をひとつ思い出すたびに幸せになる。 そんな幸せが木になりふたたび、みんなの中心となっていく。 大好きな人とさようならしたときに読みたい本。
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