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リョウ&ナオ の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2021/03/27

人種、国籍の違う少年少女がひとつのチームを作り上げる過程が、テンポよく爽やかに綴られています。子どもにも分かりやすい表現と、魅力的なキャラクターを通じて、文化の多様性、SDGs的視点を小学生に伝えるのに適した一冊だと感じました。

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2019/12/06

学校図書館にあった本。 表紙に惹かれて読んでみた。 私は好きだが、中学生には少し難しいかもしれない。 視野の広い生徒ならば、物語に入り込めるかもしれないが、狭い世界に生きる今の子たちには共感しにくいかもしれない。

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2018/07/07

母親が泣いていて、父男が電話をして夜遅く家を出る・・・いきなり離婚を想像するような描写がありびっくりです。 あらら、こんなの子供に読ませていいのだろうかと思っていたのですが、読み進めるとすぐに違うことがわかります。 ナオとの思い出を大切にし、いろいろと悩みながらも成長していく...

母親が泣いていて、父男が電話をして夜遅く家を出る・・・いきなり離婚を想像するような描写がありびっくりです。 あらら、こんなの子供に読ませていいのだろうかと思っていたのですが、読み進めるとすぐに違うことがわかります。 ナオとの思い出を大切にし、いろいろと悩みながらも成長していくリョウ。そして彼を取り巻く個性的な仲間と国際的な活動。 小学5,6年生には少し難しいかもしれないので、中学生くらいの子供にぜひ読ませたい1冊です。 児童書なんて今までは手にとってもみなかったのですが、少し考え直しました。この作品は大人でもテンションあがりますね。 私の子供もこれくらい頑張ってくれると鼻が高いなぁなんて思ってしまいました。 リョウやナオは男女どちらにも取れる名前です。 作者はおそらく、男女関係なく頑張ってほしいという思いを込めてあえてそういう名前を選んだのではないかと思いました。

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2016/10/02

以前『雲の名前』を読んだ時も思ったけど、本当に下手な作家だ。(「所々に立っている木々の下には黒々としたものが点々としていた。」P60というような文章が頻出。)これで生きていけるのは世渡りが上手いんだろうな。 光村から出ているだけあって、ホントに教科書的なつまらなさ。『アイスプラネ...

以前『雲の名前』を読んだ時も思ったけど、本当に下手な作家だ。(「所々に立っている木々の下には黒々としたものが点々としていた。」P60というような文章が頻出。)これで生きていけるのは世渡りが上手いんだろうな。 光村から出ているだけあって、ホントに教科書的なつまらなさ。『アイスプラネット』も似たような感じだったけど、これはもっとひどい。読むのが苦痛。最後まで読んだのは、読む必要があったから。そうでなけれな読めない。 知的レベルで選ばれし(とは書いてあるが、特に知的にハイレベルだと感じられない)日本人中学生が地球規模の危機を学び、改善するためのメンバーになり、外国人の仲間たちと世界を飛び回るって話なんだけど。児童労働や自然破壊、女子の就学率の低さ、ロボット・コンテスト、ミイラの発掘など、いかにも教科書会社が取り上げてほしいことを誠に薄っぺらい描写で描く。ほとんど資料を読んで書きましたって感じ。『理系の子』など、明らかに元ネタにした本の記載もない。全く面白くない。『アイスプラネット』には少なくとも椎名誠が体験したことが描かれていただけ誠意があったんだな、とつくづく思う。 こういうのを読むと、子どもがラノベに向かう気持ちもわからなくはない。ラノベも薄っぺらいが、少なくとももうちょっと面白いもの。大人は「本当に面白い」本を子供に教えるべきだと思う。「ためになる」とか「作文が書きやすい」とかではなくて。こういうのを読む子供は、基本真面目な子だと思う。大人の言うことを素直に聞く。(その理由は内申を上げるためであったりするけど)そんな子にこそ「本ってこんなにすごいものなんだ」って気づいてもらいたい。義務教育のうちに。人生が豊かになる読書ができるのか、人に評価されればOKの読書で終わるのか。後者の読書人生は不幸だ。

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2014/02/14

世界が広がる良書。人との出会いが人生に与える影響は計り知れない。たとえ身近にナオのような子がいなくても、本がその代わりになることもある。私がYAだった頃に出会いたかったなあ。

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2013/11/30

面白くなくはないけれど、深みは感じなかった。サイエンスフェアの話は「理系の子」というドキュメンタリーのほぼぱくり。こういうパクリをやっておいて、「これは実在の団体や人物とは無関係の純粋なフィクションです」というのはどうかと思う。最低限、参考文献くらいはあげるべきではないか。

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2013/11/20

兄妹のように育ったいとこのナオを亡くしたリョウは、次世代のリーダーを養成する組織GeKOSEに選ばれる。そこで同じユニットとして活動することになったナオミは、ナオと似ている。世界各地から選ばれた仲間たちと、リョウとナオミは様々なミッションを経験しながら成長していく。 雑誌「飛ぶ...

兄妹のように育ったいとこのナオを亡くしたリョウは、次世代のリーダーを養成する組織GeKOSEに選ばれる。そこで同じユニットとして活動することになったナオミは、ナオと似ている。世界各地から選ばれた仲間たちと、リョウとナオミは様々なミッションを経験しながら成長していく。 雑誌「飛ぶ教室」に掲載されていた連作短編集。まあね(?)

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2014/03/24

叶えることができなかった誰かの夢を引き継いで、 それがいつしか自分の夢になり生きる力となる。 悲しくも涼やかな少年少女と世界の物語。 ストーリー展開としては予定調和かなとは思うけど、 決してツマラナイわけではなく、物語の設定がシリアスで引き込まれた。 冒頭のプロロー...

叶えることができなかった誰かの夢を引き継いで、 それがいつしか自分の夢になり生きる力となる。 悲しくも涼やかな少年少女と世界の物語。 ストーリー展開としては予定調和かなとは思うけど、 決してツマラナイわけではなく、物語の設定がシリアスで引き込まれた。 冒頭のプロローグですでに涙腺がヤバかった。 “GeKOES”の活動がリアルで、まるで一緒に活動しているかのような錯覚に陥る。 その活動を通じて、ボクたち大人の目線からも考えさせられる世界がそこにはあり、 また、初めて思い至る問題、あるいは今まで目を背けていた問題をあらためて認識するなど、 非常に興味深く、とても勉強になった。 こんな活動が自分の人生の傍にあったらな・・・と思った。

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