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聖書を読む の商品レビュー

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17件のお客様レビュー

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2014/06/16

佐藤優と中村うさぎの対談形式で語られて行く聖書の世界。自分は聖書を「読んだ事がある」レベルなので、なるほどと膝を打つ話から、ワケガワカラン話まであったけど、今後聖書や欧米の文化に触れる上でガイドとなるような一冊だと感じた。それぞれの話を読み解きながら、キリスト教カルヴァン派の佐藤...

佐藤優と中村うさぎの対談形式で語られて行く聖書の世界。自分は聖書を「読んだ事がある」レベルなので、なるほどと膝を打つ話から、ワケガワカラン話まであったけど、今後聖書や欧米の文化に触れる上でガイドとなるような一冊だと感じた。それぞれの話を読み解きながら、キリスト教カルヴァン派の佐藤優と、プロテスタントの教育は受けているけれど信者ではない中村うさぎが、時に全く違う解釈しているのが面白く、同じ宗教内で細かな宗派が生まれて行く意味を感じた。 深い内容ながら、対談形式で読み易く、私のような人間でも楽しめた。

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2014/03/16

フォトリ73。 近代以降を生きる私が聖書を丸呑みすることは当然できない。 でも考え抜いた末に理解を超えるものがあることは信じているので、宗教的と自覚ある人間なのでしょう。 逆にリアリストを自覚する人たちが、実は、金と健康をどこまでも追求することで、理性による永遠を得ようとしている...

フォトリ73。 近代以降を生きる私が聖書を丸呑みすることは当然できない。 でも考え抜いた末に理解を超えるものがあることは信じているので、宗教的と自覚ある人間なのでしょう。 逆にリアリストを自覚する人たちが、実は、金と健康をどこまでも追求することで、理性による永遠を得ようとしているという視点は新鮮でした。 人は何かにすがって生きるもの。

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2014/02/22

前作はキリストを議論の中心にしていたけれど、今作はタイトルの通り中村うさぎと佐藤優が聖書を読みこんでいくというスタイル。 お二方が読み込んでいるのは「創世記」「使徒言行録」「ヨハネの黙示録」。 「使徒言行録」ってあまり興味なかったんだけど、佐藤さんは「使徒言行録」もうプッシュだっ...

前作はキリストを議論の中心にしていたけれど、今作はタイトルの通り中村うさぎと佐藤優が聖書を読みこんでいくというスタイル。 お二方が読み込んでいるのは「創世記」「使徒言行録」「ヨハネの黙示録」。 「使徒言行録」ってあまり興味なかったんだけど、佐藤さんは「使徒言行録」もうプッシュだったなー。 言われてみればこれにこそキリスト教の成り立ちとかしくみがよく表れているのだろう。 あと幕間に「ヘルタースケルター」についてとおまけに「色彩を持たない多崎つくる~」についてのお話。

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2014/02/18

読後感の頭として、佐藤優はともかく中村さんのバックボーンについて調べておく必要があったなと思う。どちらもプロテスタント系クリスチャンでありながら異端的な考え方をする人物で、双方壮絶な人生背景があるから面白い。聖書は万人に開かれた本なので、万人にとっての読み解き方があるだろうが、こ...

読後感の頭として、佐藤優はともかく中村さんのバックボーンについて調べておく必要があったなと思う。どちらもプロテスタント系クリスチャンでありながら異端的な考え方をする人物で、双方壮絶な人生背景があるから面白い。聖書は万人に開かれた本なので、万人にとっての読み解き方があるだろうが、この二人の対談は特に面白かった。

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2013/12/02

パウロは池田大作に似てるそうな。 どんな宗教もそうだけどイエス本人とか釈迦本人とかのお話を聞きたいものです。

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2013/09/08

池上さんのイスラム教に続いて非常に読みやすい聖書に関連した話。ハルマゲドンとかルシファーとかヨハネとかパウロとかってなんなのか?を非常に簡単に、肝を外さない感じで教えてくれます。パウロ=池田大作説ってのがすげえ面白かった。

Posted byブクログ

2013/09/01

立ち読み:2013/9/1 佐藤優氏が中村うさぎ氏を「その著書を読んで、プロテスタンティズムの真髄を体現していると感じた」とまで言ってるのを読んで興味津々。

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