漫画・うんちく書店 の商品レビュー
漫画・うんちくシリーズとして全13作ある中の2作目。 謎の男「雲竹雄三」が、本や書店にまつわるうんちくを誰彼構わず捕まえて喋る。基本的には雑学の紹介本ではあるが、登場人物のやりとりも決してワンパターンにならず、ギャグ要素もあって、漫画としても楽しめる。
Posted by
どこからともなく現れては薀蓄を語り倒すトレンチコートの男、雲竹雄三が登場する「うんちくシリーズ」第2弾。うんちくシリーズを読むのは初めてですが、ほかのトピックでもかなり出ているようです。 はじめ「くもたけ?」と思っていましたが、「うんちく、言うぞう!」なんですね。気づきませんでし...
どこからともなく現れては薀蓄を語り倒すトレンチコートの男、雲竹雄三が登場する「うんちくシリーズ」第2弾。うんちくシリーズを読むのは初めてですが、ほかのトピックでもかなり出ているようです。 はじめ「くもたけ?」と思っていましたが、「うんちく、言うぞう!」なんですね。気づきませんでした。別居中の妻、雲竹優子も登場して、夫に負けないほどのうんちく情報を展開します。 業界関係者が知っているような、ディープな裏話。書店員の苦労を語る本屋ネタにとどまらず、出版業界の仕組みにまで話が及ぶため、読みがいがあります。 全部で18話に分かれており、1話ごとに終わりに教養再確認クイズが3問あります。ボーッと読んでいると答えられないため、気が抜けません。 コミックですが、雑学がたっぷりと詰め込まれていて、その量に圧倒されます。気軽に一気読みするのは無理でしょう。 1751年に開店し、今なお現存するという京都の佐々木竹苞書楼に行ってみたいものです。 本好き、書店好き、出版業界を目指す人にとって嬉しい、出版雑学で楽しませてくれる本です。
Posted by
毎日変わる平台、意外な本に出会える棚、静かなたたずまい。都心の大きな書店も、町の小さな書店も、本屋さんは魅力的な場所だ。この環境を維持するために書店の人々は努力を惜しまないし、それゆえ書店には、語りたくなる奥深い話が山とある。どこからともなく現れては薀蓄を語り倒す男、雲竹雄三の「...
毎日変わる平台、意外な本に出会える棚、静かなたたずまい。都心の大きな書店も、町の小さな書店も、本屋さんは魅力的な場所だ。この環境を維持するために書店の人々は努力を惜しまないし、それゆえ書店には、語りたくなる奥深い話が山とある。どこからともなく現れては薀蓄を語り倒す男、雲竹雄三の「うんちくシリーズ」第2弾は、本屋さんが舞台。役に立つかどうかはともかく、書店がもっと楽しくなることは確実だ!(袖) 書店に関してだけでなく、本にまつわるアレコレも書かれていて思っていたよりも楽しめました。 後に残るかといわれると難しいところですが…。 さておき、登場人物はこの手の本によくある無敵感がなく好印象でした。シリーズもののようなので、一冊目も探します。
Posted by
「うんちくシリーズ」第2弾。雲竹雄三が本屋をテーマに薀蓄を語る。 私は近い業界にいるが書店のことはほとんど知らないので、書店員あるあるが非常に面白かったし、在庫管理や流通の仕組みが参考になった。 1ページの中で複数の薀蓄が、怒涛の勢いで語られる。セリフの割合が多いが、読むのに...
「うんちくシリーズ」第2弾。雲竹雄三が本屋をテーマに薀蓄を語る。 私は近い業界にいるが書店のことはほとんど知らないので、書店員あるあるが非常に面白かったし、在庫管理や流通の仕組みが参考になった。 1ページの中で複数の薀蓄が、怒涛の勢いで語られる。セリフの割合が多いが、読むのに窮屈感はない程度。 これだけセリフが多いなら、マンガでなく書籍の形でよいのでは?という意見もありそうだが、個人的には雲竹雄三のキャラクターが好きだ。相手が子供でも容赦しない大人気無さや、奥さんには薀蓄も通用せず頭が上がらないところなど。 おそらく書籍だったらわざわざ手に取らないので、マンガで気軽に読めてよかった。
Posted by
面白い! ビブリオものは、ミステリー等のなかに書籍、書店に関する蘊蓄を散りばめるのが常道なのだが、これはストレートに蘊蓄だけに絞っている。突如登場して蘊蓄を言いまくる雲竹雄三(うんちく ゆうぞう)と別居中の妻である雲竹優子(うんちく ゆうこ)の登場人物も魅力的だ。 雲竹雄三はツイ...
面白い! ビブリオものは、ミステリー等のなかに書籍、書店に関する蘊蓄を散りばめるのが常道なのだが、これはストレートに蘊蓄だけに絞っている。突如登場して蘊蓄を言いまくる雲竹雄三(うんちく ゆうぞう)と別居中の妻である雲竹優子(うんちく ゆうこ)の登場人物も魅力的だ。 雲竹雄三はツイッターアカウント(@UnchikuYuzo)を見つけたので即フォロー。 是非、続編を期待する。
Posted by
- 1