極上の流転 堀文子への旅 の商品レビュー
今読んでる途中。 実は、堀文子についてはさっぱり知らず。 しかも調べもせずまま読み進めている。 でもこの作者はやっぱり読ませる。 とんでもなく。 ウーン。
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1940年生まれ「アブサン物語」の村松友視さんが、1918年生まれ、日本画家の堀文子さんの生き方を見事に描き尽くされています。「極上の流転」、2013.8発行の作品です。栴檀は双葉より芳しでしょうか・・・、雄大さと緻密さ、大胆と細心、マクロとミクロ、遠心と求心・・・、二律背反を常...
1940年生まれ「アブサン物語」の村松友視さんが、1918年生まれ、日本画家の堀文子さんの生き方を見事に描き尽くされています。「極上の流転」、2013.8発行の作品です。栴檀は双葉より芳しでしょうか・・・、雄大さと緻密さ、大胆と細心、マクロとミクロ、遠心と求心・・・、二律背反を常にはらむ世界の中で、無一物と無尽蔵を貼り合わせた縦横無尽な生き方が描かれています。とても魅力的な方だと思います! 堀文子さん、しばらく追いかけてみたい方です(^-^) 率直さ、飾りのなさ、含羞と謙虚・・・、魅かれます!
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ますます堀文子さんが好きになりました。私にとってとても共感できるところが多い女性。 強く、しなやかで、美しい。 こんな風に歳を重ねていきたい。
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独自の日本画スタイルを持っていらっしゃる作家さんです 今まで知らなかったのは 日展などに出品していらっしゃらなかったからかな 裕福な家庭に生まれながら家を出てからの生活 夜中にガサガサとか(笑) 二・二六事件のこと いろんなことがあってのスタイル 画風の変化も素敵です ヨーロッ...
独自の日本画スタイルを持っていらっしゃる作家さんです 今まで知らなかったのは 日展などに出品していらっしゃらなかったからかな 裕福な家庭に生まれながら家を出てからの生活 夜中にガサガサとか(笑) 二・二六事件のこと いろんなことがあってのスタイル 画風の変化も素敵です ヨーロッパ メキシコ 大磯 軽井沢 トスカーナ ペルー ミジンコ 絵本 雑誌表紙
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二二六事件の際、麹町に住んでいた堀文子は、自分の家の庭を軍隊が進んでいくのを目撃している。 「群れると人と一緒のことをし始めます。自分流に生きることができなくなります。」 「私は五十代くらいは死の恐怖が観念的にありました。寝るのが怖いというのが二年くらい続きました。今は死が私の中...
二二六事件の際、麹町に住んでいた堀文子は、自分の家の庭を軍隊が進んでいくのを目撃している。 「群れると人と一緒のことをし始めます。自分流に生きることができなくなります。」 「私は五十代くらいは死の恐怖が観念的にありました。寝るのが怖いというのが二年くらい続きました。今は死が私の中に八割入っているから、同居しているんです。死と連れ合っている感じがちょっとあります。」 「無一物は無尽蔵である。」
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村松氏による堀文子女史へのオマージュ。所属せず師匠を持たず弟子もない。90歳を過ぎてもその好奇心と創造精神を持続させてきた画家。生き抜き方の素晴らしさ、本当に「極上の流転」。上質の生き方を絵画に結実表現してきた女性。尊敬の念を抱く。
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