図解 池上彰の世界の宗教が面白いほどわかる本 の商品レビュー

池上彰【著】

2022/02/18

世界の主要な宗教である、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、ヒンズー教、仏教、神道について、その概要をうまくまとめてある。

キリスト教、ユダヤ教に関する本は多く出版されているが、先に挙げた宗教をコンパクトな文庫本にまとめてあるので、読みやすい。文字の量も多くなく、宗教の違いについて知るための最初の一冊にも適している。

2021/01/18

図解付きだったので、世界史の資料集を見ているような感じで気軽に読めた。
ちょっと古い本だけど、教養として抑えておくにはわかりやすい。

2019/06/12

世界における宗教の位置付けを把握するのにもってこいの一冊。深く知る必要はないが、世界情勢を見きわめるためには最低限必要な内容がまとまっている。

2018/01/08

日本と世界に存在する宗教（ユダヤ、キリスト、イスラム、ヒンドゥー、仏教、神道）それぞれの概要に加え、それら宗教が、時事問題とどのように結びついているのかを解説している。特に印象深かったのはイスラム教に関しての記述。911テロなどキナ臭いことばかり続いているためか、「イスラム原理主義者が全員テロリストというわけではない」と強調しているのが印象深かった。イスラムに限らず、「宗教そのものに善悪は無く、それを信じる人間の方が勝手に間違える」という真理は、常に頭に置いておくべきだろう。

2017/07/27

宗教の超入門書。
知っているのと説明できるのでは理解のレベルが違う。
ヒンドゥー教のことはほとんど知らなかったので面白い発見がたくさんあった。

2017/02/27

イスラム教、キリスト教はテレビやニュースなどでよく話題になるので大方把握していたが、驚いたのがヒンドゥー教と仏教、神道など、私たち日本人に欠かせない３宗教について目から鱗な情報が書かれていました。
とくにヒンドゥー教はインドのバックグラウンドまで、組み込んでいて読んでいてなるほどなーそれでこうなのかーとうまく言わされました。

2015/04/19

中東のニュースを見たり、海外文学を読んだりしていて感じるのが、その向こうにある宗教のことを自分が余りにも知らないということ。そんな無知な自分を少しでも補えたらと思い、読んでみることにした。内容はさすが池上彰さんだけあって、優しくて分かりやすい。ちょっと端折り過ぎているせいか、「へ？」となる部分もあるけど、まあこれ以上深い部分はこの本の役目を超えているようにも思う。とりあえず、世界の宗教を知る入り口としては十分だと感じた。

2015/04/02

これは、興味深い本です。宗教の概要がわかり易く学べます。日本では仏教や「神道（しんとう）」など、日本人として理解しておくべき宗教まで、やさしく理解できます。値段も安く、お手軽なのでお薦めです。

2014/11/09

主な宗教の概要から幾つかの対立構造やニュースの背景か分かりやすく記述されており、面白かったです。個人的には

・イスラム教シーア派とスンニ派の成り立ち
・アメリカ社会におけるプロテスタント勢力の強さ
・キリスト教徒からユダヤ人が迫害された理由
・その結果ユダヤ人富豪が多くなったプロセス
・ヒンドゥー教と神道の類似点

辺りが参考になりました。

2014/10/20

世界的な宗教について、概要を掴めました。
時には紛争などにも発展する宗教の問題は、世界情勢を理解するうえで重要なテーマであると再認識しました。
それぞれの宗教についてより深く知りたいと思うきっかけとなりました。