松本零士 創作ノート の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
松本零士自らが語る、著者が創り出した大宇宙の物語の数々。その原点は著者の経験した幼少期から青年期にある。そんな氏の想いが熱く語られている。ハーロックについての思い入れや、宇宙戦艦ヤマトの森雪(2199風に言えば森船務長だが)のモデル女性についてとか、冲田艦長に重ねる父の姿など、この感性や背景に隠れた想いがあるから氏の漫画はどれもすばらしく輝いているのであろう。原点ともいえる男おいどんの子孫がキャプテンハーロックの盟友トチローとなりトチローの銃は999の星野に受け継がれる。全物語の登場人物が一堂に会したとき、著者は死を迎えるのだそうだ。見たいが見たくないものだ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
松本零士の代表作を縦軸、松本零士自身の生い立ちを横軸に編まれた、松本零士の世界。 今年はヤマト2199の放送もあったし、キャプテン・ハーロックの映画化もあったし、すっかり松本零士に浸った1年でしたが、各章の始めに収録されている代表作の一部を読んじゃうと、他の部分ももう一度読み返したくなっちゃいますねぇ。
Posted by
漫画家松本零士氏による自作と人生について語られた本です。 当時の漫画・アニメ業界が垣間見れたり、藤子氏の「まんが道」で登場する出版社がてできたり感慨深いです。 ドクロ旗の「骨になっても戦う」というメッセージには脱帽です!
Posted by
松本零士の代表作を軸に、子供時代~上京した頃のこと、アニメの宇宙戦艦ヤマトへの思い、手塚治虫との関係、作品の世界観などなどが語られています。トキワ荘関係の漫画家以外のこういったものはあまり読んだことがなかったので、楽しく読めました。 各章の始めには、代表作の一部が数ページずつ収録...
松本零士の代表作を軸に、子供時代~上京した頃のこと、アニメの宇宙戦艦ヤマトへの思い、手塚治虫との関係、作品の世界観などなどが語られています。トキワ荘関係の漫画家以外のこういったものはあまり読んだことがなかったので、楽しく読めました。 各章の始めには、代表作の一部が数ページずつ収録されています。「男おいどん」をこれrまで読んだことなかったけど、読んでみたくなりました。
Posted by
- 1