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1万人の体験から学んだ「聞く技術」 の商品レビュー

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2017/02/01

・「相談に乗れる人」になるために、一芸を磨け。人脈とは、これまで名刺交換した人の総数ではなく、必要ができたときに喜んで自分のために汗をかいてくれる人の総数。いわゆる「聞き上手」な人はみな、その結果「人脈に恵まれた人」になっている。人脈を築いていきたいならば、「聞き上手」になるのが...

・「相談に乗れる人」になるために、一芸を磨け。人脈とは、これまで名刺交換した人の総数ではなく、必要ができたときに喜んで自分のために汗をかいてくれる人の総数。いわゆる「聞き上手」な人はみな、その結果「人脈に恵まれた人」になっている。人脈を築いていきたいならば、「聞き上手」になるのがもっとも合理的な方法。人脈に恵まれた人は、相談に人が集まる人間でもある。人脈を広げようとするなら、まずは「相談に人が集まる」人間になるのがもっとも手っ取り早い方法。もっというと、人としての総合力「徳を積む」は一生かかるので、「一芸」を磨く方が実践的。人間的にはまだまだ未熟でも何かひとつ周りの人よりも優っているのがあれば、それがなくて困っている人を手助けすることはできる。困っている人を責めるのてまはなく、相談に乗り手助けすることによって確実に人脈構築の種はまかれ、育っていく。 ・我々は子供の頃から日常の会話で沈黙をあまりきい状態ではないととらえてきたのでビジネス上のコミュニケーションでも「沈黙」が起こると条件反射のように回避行動をとってしまうもの。基本的に「沈黙」とは「良い兆し」として受け止めるのが得策。重要なのは相手にかける「言葉」を探すのではなく、その「間」を保つ表情や態度を演じること。 ・効果的な相槌のセオリーは、相手を肯定したり、関心を示す際の相槌はややオーバー目にするのが鉄則。おすすめは25%盛った、普通の1.25倍。逆に相手にとってマイナスの話題になっているときの相槌は普通の0.75倍で、やや受け流すニュアンスの相槌にしたいもの。相手の自虐的、自己否定的なネガティブな話になったらそれを否定する「イヤイヤイヤ」は1.25倍の法則を適応。頷くときのジェスチャーも1.25倍にしてややおおげさにしたほうがより「深く聞いている」感が出るし、さらにそこで目をつぶって頷くとさらに効果があがる。 ・人間は最低でも5つ以上のペルソナ(仮面)をもっていたほうが健全な心で生きられる。人と話すことにコンプレックスをもつ人はい「それが得意な人になる」ことにより、スイッチをONにして、仕事中はそうしたペルソナを被り、OFFになったらいつもの自分に戻るという方法が効果的ではないか。ずっとそういう自分でいることは難しいかもしれないが、ペルソナを被る「瞬間芸」なら誰でもできる。ピンストライプのスーツ、9センチのピンヒール、などの小道具や演出でいつもより「できる自分」に変身できるなら、やらない手はない。また、ポジティブな期待が、実際に成功を生むというのは心理学でいうピグマリオン効果。ぜひ「自分にスイッチを入れる感覚」を身につけてもらいたい。

Posted byブクログ