サエズリ図書館のワルツさん(2) の商品レビュー
どんなに素っ気なくされても泣いても諦めないチドリさんは素敵でした。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-1009.html
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サトミさん、そ、そうだったんですかー! いろいろ、いっぱいあったのに、びっくり度が大きくて……(笑) そうして、 あー、やっぱり本っていいよなぁ。 わたしは、紙の、インクの、ときにほこりとかも混じった匂いを含めて、本が好きだなぁ。 しみじみ思いました。
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シティーガール… ギショウは、実の父ではないのですね… いつも笑って利用者のみんなを出迎えるワルツさんが、そんなに辛い過去をもっているとは思わなかった。。。 この本、紙の本と図書館が大好きな人間にはたまらないです。
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やりたい仕事をやってるって凄いことなんやなー。 薄給とか不安定とか贅沢な悩みか。 まあやりたい仕事やってお金たくさん貰えるのが理想だわな。 さておき、降旗先生素敵。87ページの口絵…惚れるわそら。
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図書修復家になりたいチドリさんの目と口を介して、本への愛が丁寧に綴られます。 電子書籍ではなく、紙を使う本の媒体としての魅力。 作中人物の誰もそんな解釈をしていないけど、国立国会図書館が焼けてもテキストデータが残ったからよかった、という市井の人のセリフは、データがあればまた本が...
図書修復家になりたいチドリさんの目と口を介して、本への愛が丁寧に綴られます。 電子書籍ではなく、紙を使う本の媒体としての魅力。 作中人物の誰もそんな解釈をしていないけど、国立国会図書館が焼けてもテキストデータが残ったからよかった、という市井の人のセリフは、データがあればまた本が作れるからよかったという意味じゃないのかなと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読んでて死ぬかと思った。発狂するかと思った。 胸にグサグサ刺さって泣きそうになった。 今回のお話は、就職に惑っている千鳥さんのお話。 千鳥さんは、人よりちょっと病弱で、すぐに身体を弱くしてしまっていて、うまく嘘も吐けなくて、なかなか就職先が決まらない。 皆が皆、就職先を決めていく中、千鳥さんだけ決まらない。 そして千鳥さんはひっそり願うのでした。 「天職のような仕事がしたい」 ……中二だ……中二病だ……。 でも思い出した。千鳥さんがそう言い出した時に、私も就職活動をしていた時にそう思ったことを。 仕事を選ぶ時にそう思って悩んだことを。 そして今、このタイミングでこの本を読んでしまったことをちょっとだけ、本当にちょっとだけ呪った。 仕事に疲れて、休職中に読む本では間違いなくなかった。 まさかこんな話の内容だとは思ってなかった。 いっそ仕事を辞めてしまって転職したいと思ってる時期に、読む本ではなかった。 「やりたい」ってなんなのだろう……。 つかみ取るってなんなのだろう……。 そんなことを考えたらちょっと一瞬ぐるぐるした。 結局千鳥さんは、今までやろうとしていたことができない理由が見つかって、あっさり「天職」だと言う言葉を他の人間から引き出してしまって。 その仕事を自分の物にしたけれど。 私は一体何がしたいんだろうなー……って思うと、涙しか出て来なくて、苦しくて悲しくて……。 そういう話でした。 何だかここに書くべきことじゃないことばかりをダラダラと言葉を重ねてしまいそうになるので、別のところでそっと吐き出すので、ここには書かないことにしておきます。 「やりたい」って気持ちは大事。 でもその「やりたい」に何人が従えているのか…… そんなことを考えさせられました。 なんだか今はちょっとうまくレビューが書ける自信がないのでこの辺りで。 ちょっと読む時期と読む場所は考えた方がよかったと思いました。
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就活をしている学生さんにオススメしたい。 大学四年のときに感じていたあれこれを鮮明に思い出した。 私も「天職」が欲しかったなぁ。 千鳥さんは見つけられて、良かったなぁ。
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今回は本の修繕と自分の天職について悩む女の子が中心。紙の本や図書館が好きな人にはたまらないシリーズ。 著者が図書館に勤務経験があるだけに、丁寧に扱っていて読んでいるとうれしくなる。 あと、星海社のこの本のスピン、読むのが楽しくなる。収納には困るけどね。
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自分に自信が持てず、世の中を生きにくく感じているチドリさんは、サエズリ図書館でボランティアを始める。 端末やデータベースがすべてであり、本は大変希少なものとなった世の中で、図書修復という仕事。本の未来は本当にないのだろうか。このお話の世界でのことは、行き過ぎのような気もするけれど...
自分に自信が持てず、世の中を生きにくく感じているチドリさんは、サエズリ図書館でボランティアを始める。 端末やデータベースがすべてであり、本は大変希少なものとなった世の中で、図書修復という仕事。本の未来は本当にないのだろうか。このお話の世界でのことは、行き過ぎのような気もするけれど、電子書籍などが始まった現実の世界でも、起こりうるような気がしてならない。 そして、自分に向いた仕事を探すこと、生きることは働くこと。それを目の当たりにしながら、一歩ずつ進むチドリさんを見ていて、仕事の就く難しさを改めて考えさせられました。
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今回は前作よりも日常的な感じがした。千鳥の心の変化に重点がおかれていたせいかそれはそれで良いけど、ちょっと物足りない。 千鳥にちょっとイラっともしたせいだろうか。
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