秘録・日本国防軍クーデター計画 の商品レビュー

阿羅健一【著】

2015/08/25

2015.8.25読み飛ばして通読。

服部卓四郎の戦後の活動を、当時の部下たちへの取材をもとに纏めた書。明確に、親服部、反吉田の姿勢をとる。ほかに辻政信、荒木光子らの足跡も追う。

軍隊は、一朝有事の際は戦場に於いて、人間の生命をも犠牲にして敵と勝敗を争うことを使命とするものであるが故に、最も高度の精神的存在であり、最も強度の組織体でなければならぬのである。従ってその建設、維持、運用の為には、他の一般の国家機関とは異なった厳粛な法令制度が特に必要である。(『自衛隊は如何にあるべきか』)