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絆回廊 の商品レビュー

3.9

9件のお客様レビュー

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2021/03/03

新宿鮫シリーズ第10弾。前回このシリーズを読んでから3年がたち、またこのシリーズの続きが読めることをうれしく思う。前作では鮫島の因縁の相手が消え、シリーズのターニングポイントのような気がして、そのせいもあり今作では少し勢いがおとなしめになるかと予想していたが、本当のターニングポイ...

新宿鮫シリーズ第10弾。前回このシリーズを読んでから3年がたち、またこのシリーズの続きが読めることをうれしく思う。前作では鮫島の因縁の相手が消え、シリーズのターニングポイントのような気がして、そのせいもあり今作では少し勢いがおとなしめになるかと予想していたが、本当のターニングポイントは今作だったのかとも思えるほどの驚きの展開に。驚きは主に2つあるが、まさかの…。未読者への注意点はこの本はシリーズを読み継いで来た人じゃないと感動が薄れるのでいきなりこの本から入らない方が良いという事。詳細→ http://takeshi3017.chu.jp/file8/naiyou2217.html

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2016/03/25

面白いことは面白い。しかし、伝説の喧嘩王という漫画的な敵といい、**がああなることといい、ロッキー3のような面白さである。中国人がらみの犯罪を扱うのは、現実を反映するとは言え、マンネリ感が否めない。また、あの程度のことで鮫島が晶と別れる必要があったか疑問。晶のキャラクターを扱いき...

面白いことは面白い。しかし、伝説の喧嘩王という漫画的な敵といい、**がああなることといい、ロッキー3のような面白さである。中国人がらみの犯罪を扱うのは、現実を反映するとは言え、マンネリ感が否めない。また、あの程度のことで鮫島が晶と別れる必要があったか疑問。晶のキャラクターを扱いきれず、切ったという印象である。非現実的な浮いたキャラだったので退場は歓迎だが、シリーズが続けばちょくちょく顔を出してくると思う。

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2015/12/30

新宿鮫シリーズ第10弾。短編を除けば今のところ最終章。 警官に恨みを抱き続け22年の長期刑から出所した男の情報を得て事件を未然に防ぐべく捜査を開始する鮫島だが、暴力団、帰国残留孤児のグループ、中国マフィアが絡み合う。 登場人物との関係に一定の終止符が打たれ、こういう結末に持ってき...

新宿鮫シリーズ第10弾。短編を除けば今のところ最終章。 警官に恨みを抱き続け22年の長期刑から出所した男の情報を得て事件を未然に防ぐべく捜査を開始する鮫島だが、暴力団、帰国残留孤児のグループ、中国マフィアが絡み合う。 登場人物との関係に一定の終止符が打たれ、こういう結末に持ってきたのかと、辛くもあるが良い終わり方だったと思う。最後はジーンときた。

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2014/09/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この新宿鮫Ⅹで、重大な転機が訪れた。 鮫島の庇護者だった桃井課長がなくなり、晶とも別れ、今後の新宿鮫は、どういう展開になってゆくのだろう。 次回作が待たれる。

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2014/06/29

このシリーズは、全部読んできました。鮫島はほぼ自分と同年代と思います。そのため鮫島の生き方に常に憧れの感情を抱いて来ました。今回、鮫島の唯一の理解者がこのようなことになり、今後のシリーズの展開が気になります。

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2014/05/22

このシリーズは読まないといけないシリーズなので若干義務感で読んでいたが、次もあれば必ず読みたいと思う。(おもしれー) 大事なキャラクターがあんなことになってしまうなんて!!

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2013/11/21

あれ?こんなところで終わっちゃうの?って、感じでした。今までの新宿鮫シリーズが一冊でちゃんと話が終わっていたのでなんか消化不良を起こした感じ。

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2013/10/26

 大沢在昌 著「新宿鮫Ⅹ 絆回廊」を読みました。  新宿鮫こと新宿署の鮫島刑事は、事件を未然に防ぐべく捜査を開始するが、次々とおぞましい殺人事件が発生。鮫島自身も謎の集団からの襲撃を受けてしまう。絡み合う人々の絆が結末を迎える。  自分が大好きな新宿鮫シリーズの最新刊。  ...

 大沢在昌 著「新宿鮫Ⅹ 絆回廊」を読みました。  新宿鮫こと新宿署の鮫島刑事は、事件を未然に防ぐべく捜査を開始するが、次々とおぞましい殺人事件が発生。鮫島自身も謎の集団からの襲撃を受けてしまう。絡み合う人々の絆が結末を迎える。  自分が大好きな新宿鮫シリーズの最新刊。  今回も鮫島刑事の孤高の戦いが熱く描かれていました。  警察組織からのバックアップがない中での戦いはいつものことですが、今回は恋人の晶にも新たな危機が迫り、刑事としての生き方を自身に問うような難しいテーマが展開します。  それでも、人として、男として、刑事として生きていく覚悟で臨む姿が見事に描かれていて、心にとても響いてきました。  また、犯人を追いつめていく中で、友情(愛情なのか?)、仁義、信頼、絆などを感じさせる場面が描かれ、胸が熱くなりました。  そして、ここであの人が亡くなってしまうとは、とてもショックでした。  恋人の晶との関係も含め、刑事としての鮫島の今後の展開が大きく変わっていくことになると思わざるをえません。  男鮫島刑事の今後の戦いも心で追っていきたいと思います。  

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2013/10/20

新宿鮫第十作。安定の面白さだった。桃井と鮫島、鮫島と晶、樫原とオカマのトシミさん(この人の一途さが泣かせる)…多くの「絆」が溢れていた。新たな展開を思わせる終わり方に、次回作への期待をそそられる〜!

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