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そらみみ植物園 の商品レビュー

3.8

32件のお客様レビュー

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2024/11/03

『はつみみ植物園』より断然面白い。あ、『そらみみ』のほうが一冊目なんですね、なるほど、さにあらん。 東西に向かって左右対称に葉を広げない タビビトノキのおかげで旅人は間違いなく遭難する、とか 白い極楽鳥花のオチとか、面白い。 なかでも、ウチワサボテンとイグアナのながいながい静かな...

『はつみみ植物園』より断然面白い。あ、『そらみみ』のほうが一冊目なんですね、なるほど、さにあらん。 東西に向かって左右対称に葉を広げない タビビトノキのおかげで旅人は間違いなく遭難する、とか 白い極楽鳥花のオチとか、面白い。 なかでも、ウチワサボテンとイグアナのながいながい静かな小さな格闘のページが好き。 じつは、もしかすると、本文よりも、武蔵野美術大学四年生が描いたというイラストのほうが好き。あえて写真じゃないのが、いい。

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2023/07/06

西畠清順というプラントハンターがいる。 世界各地を珍しい植物を探して旅をしている。 マダガスカルのタビビトノキ。 ボトルツリーは代々木ビレッジのシンボルツリーになっている。 モロッコのアルガンツリーに登り、ヤギのように実を食べ枝の棘で痛い思いをしたり。 フウセンカズラはアメリ...

西畠清順というプラントハンターがいる。 世界各地を珍しい植物を探して旅をしている。 マダガスカルのタビビトノキ。 ボトルツリーは代々木ビレッジのシンボルツリーになっている。 モロッコのアルガンツリーに登り、ヤギのように実を食べ枝の棘で痛い思いをしたり。 フウセンカズラはアメリカが原産国なのを知った。 日本のひまわるは全ての方向に向かって丸く花が咲く。 珍しい植物と、冒険に満ちた、楽しい図鑑。

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2021/11/04

本当に植物が好きでたまらないんだなあと伝わる。 見ていて面白いし、これをきっかけに知って調べた植物が沢山ありました。 つまらない下ネタ多めなので減点

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2020/06/23

プラントハンター西畠清順さん著。西畠さん視点の植物についての説明が興味深く楽しい。絵も味があって好きです。

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2019/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

プラントハンターの著者が、私たちの知らない植物について語ってくれる本。 植物の詳細情報が掲載されているわけではないが、著者の植物愛あふれるコメントが面白い。 おそるべき才能をもったタラヨウ(ハガキノキ) 秘境の植物リュウケツジュ 根も水も土もなく生きていられるマジで!?な植物トックリラン 名前が残念なアアソウカイ などなど、植物の未知の世界をのぞき見ることができる。 私が衝撃を受けたのは、 果実の鉤爪が上顎と下顎を縫い合わせるように食い込み、ライオンを飢え死にさせてしまうライオンゴロシ 魔草だと思っていたが実在するマンドレイク あるひ突然、全身全霊で花を咲かせ、種をつけ、死んでいく自殺ヤシ 手軽に読めてしまう、一見の価値ありな本。

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2018/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

先日訪れた『代々木ヴィレッジ』で知った本。 聞いたこともないような珍しい植物たちを著者が丁寧に選んだ言葉で表現する。 植物が好きすぎる。 みんなも親しみを持ってくれたらいいな。 知ってほしいな。 植物って面白くて、そして変なんだよ。 そんな著者の思いがじんわり伝わる。 私もタラヨウで手紙を書いてみたいな(^^) 図鑑としてもなかなかオサレな一冊。

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2017/10/25

変わった植物を紹介する図鑑…と思って読むと違和感あり。 植物の情報は意外と少なく、著者のイメージやエピソードが多々。 帯の”植物エッセイ”という表現がピッタリ。 アルガンツリーのイラストはインパクトありすぎ!まさかヤギが!

Posted byブクログ

2017/01/30

世界には知らない植物はたくさんあるし、ありえない!と思ってしまう植物もたくさん。世界一高い木は11500mだし、傷つくと赤い血の出る木があったり、音も土も水もないのに生きている木はあるし…。こうやって考えると私たちはちっぽけだなぁ。

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2016/08/29

世界で二番目に尻に似ている多肉植物、 自殺するヤシ、 史上初の経済バブル崩壊を招いた球根、 自ら温室になった高山植物、 羊に一日100回も交尾させた媚薬草。。。 世界中にいるさまざまな植物を、 その裏側にあるいちいちおもしろい物語とともに 図録で紹介。 植物を愛するすべての人...

世界で二番目に尻に似ている多肉植物、 自殺するヤシ、 史上初の経済バブル崩壊を招いた球根、 自ら温室になった高山植物、 羊に一日100回も交尾させた媚薬草。。。 世界中にいるさまざまな植物を、 その裏側にあるいちいちおもしろい物語とともに 図録で紹介。 植物を愛するすべての人と、 植物に興味のないすべての人へ。 ************************************** テレビでこの人が世界中の植物を紹介してて、 それがめっさ面白くて興味を持ってこの本に辿り着いた。 厳密に言えば、最新の本が出てるねんけど、 口コミを見ると、1つ前のこの本の方が面白いと聞いたので、先にこっちを買ってみた。 世の中には、奇妙で不思議で美しい植物が山ほどあると思う。 でも、それをいつ知るか。 この人の植物の紹介がまた面白い。 ただの図鑑やったら、ふーん、で終わってたところを、 この本では、興味を沸かせるような、そんな書き方で、 知れてよかったと思う事ばかり。 小説だけでなく、こういう本もたまにはいいなと思った。

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2016/06/02

プラントハンター自らが植物愛を語る本。植物をネタにしたエッセイ集な感じで、軽い気持ちで読めるし、挿絵が楽しい。それにしても世界にはヘンな植物がいっぱいあるものだ。植物の進化、恐るべし。

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