カブトムシ 山に帰る の商品レビュー
子供が大好きなカブトムシ。小さいのがいるんだよと聞いてはいましたが。。。そういうことだったのか! クヌギはあるのに樹液があまり出てないのも、そういうことだったのか! 身近な、子供も興味を持てるところから、広い視野を教えてもらえる本でした。
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※このレビューにはネタバレを含みます
カブトムシは本来山の中腹あたりで倒木を食べて育ち、ミニチュアサイズなのがデフォルトだそう。人間が生活のために切り開いた里山の腐葉土パラダイスのお陰で一時的に巨大化していたとは!!これは驚きの調査結果です! 個人的にはミニチュアサイズも可愛くて好きですが、一般的にはカブトムシといえば巨大なのが好まれますし、カブトムシ的にもさらなる里山減少で原始生活に逆戻り、小型化が進むという残念な未来が想像出来ます。いずれは今までの時代は、古き良き里山黄金期として後々まで語り継がれることになるんじゃないでしょうか。
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カブトムシの幼虫が朽木に居るという話。田園化の前は、朽木に居たのではないかという推測。◆クヌギの樹液の仕組み。台場クヌギ。
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小学生の夏の課題図書です。 夫がクワガタ好きなので、店頭で見かけたこの本を買いたがり、「図書館で借りてあげるから」となだめて買わせずに借りました(笑)そして私も読みました。。 理由を知ってしまえばなんてことはないですけど、論理的で丁寧な説明が好感度高く、そういえば里山が・・・な...
小学生の夏の課題図書です。 夫がクワガタ好きなので、店頭で見かけたこの本を買いたがり、「図書館で借りてあげるから」となだめて買わせずに借りました(笑)そして私も読みました。。 理由を知ってしまえばなんてことはないですけど、論理的で丁寧な説明が好感度高く、そういえば里山が・・・などと考えさせられ、これが課題図書というものね、と子どものいない私にはそういう意味でも興味深かったです。 また、樹液の謎や、畑の近くにある大きな朽ち果てた木の意味なんかも知ることが出来、意外と役立ち(?)ました♪
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腐葉土の中ではなく、枯れた固い木の中にいたカブトムシの幼虫。そして、カナブンほど小さなカブトムシとの出会い。 その秘密は、雑木林にあった。 読み応えがありました。カブトムシの生態について、多くのページを割いてるわけではないのに、読了後、不思議な感動を受けました。 児童書には、時...
腐葉土の中ではなく、枯れた固い木の中にいたカブトムシの幼虫。そして、カナブンほど小さなカブトムシとの出会い。 その秘密は、雑木林にあった。 読み応えがありました。カブトムシの生態について、多くのページを割いてるわけではないのに、読了後、不思議な感動を受けました。 児童書には、時折、大人が読む本には出せない真実の凄みを持ったものがありますが、これもそういった類の本だと思います。 自然と人間のかかわり。子供が生まれてから、自然をおざなりにしたことはないけれど、どのように向き合ってきただろうか…と考えさせられました。 昆虫嫌いな子でも、カブトムシが嫌いな子はあんまりいないもの。 ぜひ、読んでほしい本です。
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コガネムシサイズのカブトムシが増えてきている。 その理由は、もともと小さかったカブトムシが、人間が雑木林を利用し、カブトムシがより成長しやすい環境を作ってきたために、カブトムシが大きくなったのだ!
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里山偉大! 人と自然が共生してゆくための仕組みってきっと色々あるけれど、暮らしの形として清貧なものは無駄なく美しいんだよね。江戸時代の暮らしのように。 木を切る→自然破壊 と考えてしまう典型的な間違った思考の持ち主の自分は本当に浅いわ〜。農業を営む上で腐葉土が必要であったり、暮...
里山偉大! 人と自然が共生してゆくための仕組みってきっと色々あるけれど、暮らしの形として清貧なものは無駄なく美しいんだよね。江戸時代の暮らしのように。 木を切る→自然破壊 と考えてしまう典型的な間違った思考の持ち主の自分は本当に浅いわ〜。農業を営む上で腐葉土が必要であったり、暮らしのために炭を必要としていたりという時代があり、人間に都合がいいように田畑の近くに雑木林を作っちまった訳だが、その環境が虫たちにも暮らしやすい新天地だったなんて本当に美しい奇跡をおこしていたんだなー。 日本昔話の里山のイラストを観ていると、なんとなくほっこりしてしまうのは、カブトムシがかつての好物であったサイカチの樹液にいまだ惹かれてしまうのと同じなのかもしれない。知恵を使って生き抜こう! 春吉ワンコが可愛いw 小学生高学年向け課題図書 ああ☆山口さんってジャポニカ学習帳のひと! 昆虫写真家ってそういう事か!
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カブトムシが冒険するのかな?って思ってみたら、そうではなかったです。 昆虫写真家の著者が、出版社からクワガタの図鑑制作を依頼されてクワガタの生態を調べている過程で、 時折図鑑には書かれていない場所で見つかるカブトムシの幼虫や蛹に疑問を持ち、クワガタ図鑑完成後にそれを調べ始めます...
カブトムシが冒険するのかな?って思ってみたら、そうではなかったです。 昆虫写真家の著者が、出版社からクワガタの図鑑制作を依頼されてクワガタの生態を調べている過程で、 時折図鑑には書かれていない場所で見つかるカブトムシの幼虫や蛹に疑問を持ち、クワガタ図鑑完成後にそれを調べ始めます。 カブトムシの小型化と雑木林と農村の関係とか、東西での林の違いとか知らなかった事が次々と明らかになっていって面白い。 まるでミステリー小説みたいw 背表紙でもカブトムシの大きさの比較が写真ではっきりわかるので、こんなに違うのかって結構衝撃的。 人と自然は関わり方次第でお互い豊かに暮らしていけるんだねぇ。 イラストもほのぼのした感じで良いです。 里山行ってみたいなぁ。
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仕事で読んだ課題図書。 面白かった。ちいさいカブトムシは見たことないけども、デカブトムシは山利用の副産物やとか、発見がいっぱいあったよ。
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絵本のような語り口調が延々と続き、少し読みづらく感じました。 また、疑問を提示した後に急に別の話が始まって「??」と思うことがありました。 内容自体は興味深く、悪くないです。
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