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「生き地獄」脱出法 の商品レビュー

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2017/11/04

『「生き地獄」脱出法』という何ともすさまじいタイトル。 「こんなタイトルつけたら名前負けしてしまうのでは・・・」という(勝手な)心配をよそに、内容はタイトルにマッチしている。 本書の内容は、親鸞、ベートーヴェン、矢沢永吉など国内外問わず苦労してきた偉人たち28人の生き地獄の体...

『「生き地獄」脱出法』という何ともすさまじいタイトル。 「こんなタイトルつけたら名前負けしてしまうのでは・・・」という(勝手な)心配をよそに、内容はタイトルにマッチしている。 本書の内容は、親鸞、ベートーヴェン、矢沢永吉など国内外問わず苦労してきた偉人たち28人の生き地獄の体験を紹介するというもの。 前書きもなく、いきなり一人目のエピソードが始まるシンプルさが逆に生き地獄にいる人に配慮しているようで、好感が持てる。 本書で最初に紹介されているのは、広田弘毅。 彼は戦争に反対し、軍部と対立したにもかかわらず、東京裁判で絞首刑となった広田弘毅は、外国人弁護士から「本当のことを言えば重い罪になることはない」と言われたが、沈黙を守った。 無実を主張すれば、結果として誰かに罪を着せることになる。それを政治家として潔しとしなかったためである。 ーーーー 他にも、婦人のサイドビジネスの失敗により、還暦直後に30億の借金を負わされた藤田まことの話など、 常人なら発狂しそうな生き地獄の例が、淡々と挙げられている。 ただ、不思議なことに当の本人たちはその状況を受け入れていることだ。 「一流は決断し、二流は判断する」と本書では述べられているが、厳しい局面でも諦めず逃げずに受け入れて対応する生き様。 その感覚を本書で学ぶことができる。 本書で紹介される事例と比べれば、大抵の悩みは小さきものになるはずなので、いま悩んでにっちもさっちもいかない状況にいる人に、本書はオススメです。

Posted byブクログ

2014/03/29

後ろは振り返らない。前に進めなくなっちゃうから。 私の最大の栄光は一度も失敗したことではなく、倒れるごとに起きること。 失敗すればやりなおせばいい。やり直してダメなら、もう一度やり直せばいい。 リストラされたって、借金を背負ったって、それは役だと思え。苦しいけど死んだら終わりだか...

後ろは振り返らない。前に進めなくなっちゃうから。 私の最大の栄光は一度も失敗したことではなく、倒れるごとに起きること。 失敗すればやりなおせばいい。やり直してダメなら、もう一度やり直せばいい。 リストラされたって、借金を背負ったって、それは役だと思え。苦しいけど死んだら終わりだから、本気でその役を生き切れ。 人生に幸せなんて求めること自体、勘違いなんだよ。世間じゃ、よくどうせ死ぬんだから楽しく生きようなんて言うけど、どうせ死んで身軽になるんだから、生きているうちにひどい目に逢おう、辛く生きようと思っている。 夢を持たないと運はやってこない。

Posted byブクログ