僕らはまだ、恋をしていない!(Ⅰ) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
中村航初のシリーズもの。 とある高校の部活動がメインの話。 主人公の真一が入学してからのところで物語が始まる。中学の同級生である遥香に「部長がカッコよくて入りたくなった」という「サバイ部」という怪しげな名前の部についていくことになった。 そこでは磯山センパイと珠美センパイの2人の部員、そして部長こそが真一の幼なじみで1つ年上のアキラであった。実に7年ぶりにアキラと再会を果たした真一であったが、アキラは真一のことを覚えてはいなかった。 それにはとある事件が関係していたのだった。 というところまでで次の作品へ続く感じ。 でも次の作品のタイトルは何になるんだろうか?「2」とかかなぁ。
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言葉選びのセンスがいつもながらシュールで秀逸でした。 ビーチ柔道部とか。デス軽音部とか。イオニア派とピタゴラス派の天文部とか。サモア人力士のような強力な双手突きとか。静まれ、男子!とか。 しかもそういう小ネタが後々重要な伏線に繋がったりするから、やっぱり中村航さんの小説は好きなん...
言葉選びのセンスがいつもながらシュールで秀逸でした。 ビーチ柔道部とか。デス軽音部とか。イオニア派とピタゴラス派の天文部とか。サモア人力士のような強力な双手突きとか。静まれ、男子!とか。 しかもそういう小ネタが後々重要な伏線に繋がったりするから、やっぱり中村航さんの小説は好きなんだよなあ。 今作はシリーズものの第一弾ということで、まあ薄味ではあったりした。 でもここで出てきた小ネタが今後どう膨らんでどう繋がるのか? とか、すごく気になる。 物語も予定調和か? と思わせて、最後の最後でなんかどっちに転がるのかわかんない展開になって、幕。『果てしない物語』的展開なのか? アキラがアトレーユで真一がバスチアンで翠が幼心の君なのか? 物語世界を冒険して現実世界にサバイブする話なのか? とか、いろいろ想像が膨らんでしまう終わり方だった。 続きに期待。 あとこれ、舞台はどこなんだろう。名古屋から北に遠く離れた木曽川沿いで犬山や江南や小牧から通う生徒が多くて、川の向うの各務原から通う者もいる、ということだから、春日井とか小牧とかそこらへんなのかな? それも気になる。
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好きな作家の初シリーズとのこと。 ちょっとよく分からなかった。 ファンタジーとリアルの間でストーリーが進み、次の巻からジャンルが変わりそう。 クライマックスにかけては「六番目の小夜子」のような危うさがあって面白かった。 中村航の新境地開拓なのか、言葉の紡ぎ方も今までにないような...
好きな作家の初シリーズとのこと。 ちょっとよく分からなかった。 ファンタジーとリアルの間でストーリーが進み、次の巻からジャンルが変わりそう。 クライマックスにかけては「六番目の小夜子」のような危うさがあって面白かった。 中村航の新境地開拓なのか、言葉の紡ぎ方も今までにないような、好きだった中村航独特の雰囲気も薄かったのが残念。
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物語の導入となる1冊目であるからか内容は薄いかなと思った。 軽く読める。これまで出ている中村航の小説とは少しテイストが変わった感じ。
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まず表紙からすでに私の好みで本屋さんに入って一番に目にとまりました この本の帯にあさのあつこさんの名前があったのと、内容紹介でこれは私の好みドストライクだと確信し迷うことなく購入 予想通り数時間で読み終えてしまうほど私のツボでした まだシリーズ一冊目なのではっきりとは言い切れませ...
まず表紙からすでに私の好みで本屋さんに入って一番に目にとまりました この本の帯にあさのあつこさんの名前があったのと、内容紹介でこれは私の好みドストライクだと確信し迷うことなく購入 予想通り数時間で読み終えてしまうほど私のツボでした まだシリーズ一冊目なのではっきりとは言い切れませんが あさのあつこさんの作品、特にThe MANZAIなどが好きな人は楽しめる内容ではないでしょうか 若い女性におすすめです
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