ヤクザ式「困った上司」とつき合う実戦心理術 の商品レビュー
○ライターの向谷氏の著作。 ○暴力団等への取材を通じて、部下がいかにして上司とつきあっていくのかを、具体的な事例を紹介しながら解説したもの。 ○世間離れしている部分も多いが、とても参考になった。
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イケイケ(熱血漢、武闘派)の上司との関係を主流派に聞かれたら、「私としては部下という立場で責務を全力で尽くしているだけです」と答え、上司の是非を論評しないことで部下の鑑と評価される はしごを外す上司には後出しジャンケンで自己防衛。 結果が出る前に結果が出たふりをして相談し、肚を...
イケイケ(熱血漢、武闘派)の上司との関係を主流派に聞かれたら、「私としては部下という立場で責務を全力で尽くしているだけです」と答え、上司の是非を論評しないことで部下の鑑と評価される はしごを外す上司には後出しジャンケンで自己防衛。 結果が出る前に結果が出たふりをして相談し、肚を探る。 ex 「部長、トラブルが生じました」「それは困ったね。自己責任で処理したまえ」と突き放されたら、冒険はせずに安全第一を目指す。「トラブル?どういうことだね」と積極的に支援の態度を見せれば、思いきって冒険し、成果を目指す 酒席で上司や先輩が会社の批判を始めたら、絶対に尻馬に乗らない。批判については一切論評せず、私見も言わず、ただ目前の先輩や上司の「熱意」に敬意を示す(ex 課長の組織を思う気持ちには敬服しました。) 皮肉屋の上司は見かけと違い人情家が多く、懐に飛び込めばとことん面倒をみてくれる。むしろやたらと褒める上司は褒めつつも、おまえならもっとやれたはずだとおだてることで部下に無理をさせるので要注意。 雑用はちょっとした心がけで幹部の目に留まるチャンス。 仕事で失敗したときのポイントは「上司に対する言い訳」ではなく、「上司がその上司に言い訳できる理由」を考えて話すこと。そうすれば叱責ば後を引かない。(上司にとっていい部下とは転ばぬ先の杖を常に用意してくれる部下) 部下はまず、切れ味の鋭い「道具」になることを目指すべき。素晴らしい道具になれば大工(上司)は皆が使いたがり、ひっぱりだこになる。これがステップアップにつながり、やがて道具を使う大工になれる。もちろん、立派な道具になっても出世できない人もいるが、上司の理不尽さにぶつぶつ不満をもらす人に将来はない 飲んで上司の悪口を言うだけでなく、自分ならこうするという強烈なビジョンや方策を同僚に示して自己PRする
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