この国で自死と向き合う の商品レビュー
派手なエピソードや演出はなく、淡々と客観的な語り口が内容を際立たせています。巻末にある「活動概要」という著者に寄せられる電話の件数や面会の数などのデータ集が大変興味深いです。自死どころかあらゆる死から切り離された暮らししか知らない現代人にとって、死とは何かを考えさせられ、仏教や著...
派手なエピソードや演出はなく、淡々と客観的な語り口が内容を際立たせています。巻末にある「活動概要」という著者に寄せられる電話の件数や面会の数などのデータ集が大変興味深いです。自死どころかあらゆる死から切り離された暮らししか知らない現代人にとって、死とは何かを考えさせられ、仏教や著者自身は死をどう考えるのかが垣間見られる良書だと思います。
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天命で生まれ天命で還る。 そうすると、自死はあってはならないことだと思う。 生かされたからこそ世のため人のために生きたい。さあ何をすべきか・・・。そう考えたときに自殺を減らしたいと思い、この本を読んだ。宗教、哲学、思想など勉強したいと思った。
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