震災画報 の商品レビュー
野次馬的な内容ではあるのだけれど、けしてゴシップではなく、市民目線の震災と復興の様子がわかります。生き残った人達はたくましかった…今東京で同じことが起きても、こうはいかないだろうなぁ。
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カテゴリ:図書館企画展示 2014年度第6回図書館企画展示 「命 -共に生きる-」 開催期間:2015年3月9日(月) ~2015年4月7日(火)【終了しました】 開催場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース
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ルポルタージュ、ジャーナリズムはやっぱり自分の足で歩いてみないとネ、というのんを体現した人です。面白いだけでなくて、興味を持ったモチーフには自分の足で駆け回って、それでも足りない部分は新聞や雑誌から補強する。 記事を書く上での基礎中の基礎みたいな丁寧な「関東大震災」の記録です...
ルポルタージュ、ジャーナリズムはやっぱり自分の足で歩いてみないとネ、というのんを体現した人です。面白いだけでなくて、興味を持ったモチーフには自分の足で駆け回って、それでも足りない部分は新聞や雑誌から補強する。 記事を書く上での基礎中の基礎みたいな丁寧な「関東大震災」の記録です。
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取材のため緊急創刊されただけあり、関東大震災時の混迷乱擾が克明。 人々の恐慌、そして狼狽と襲い来る不安…そこから派生する集団意識と、それに属さぬと見做した弱者に向かう排他的凶行は、あらゆる厄災を「誰か」や「何か」に転嫁せずにはいられない人間の精神的な脆弱さが露呈されている。 ...
取材のため緊急創刊されただけあり、関東大震災時の混迷乱擾が克明。 人々の恐慌、そして狼狽と襲い来る不安…そこから派生する集団意識と、それに属さぬと見做した弱者に向かう排他的凶行は、あらゆる厄災を「誰か」や「何か」に転嫁せずにはいられない人間の精神的な脆弱さが露呈されている。 真実がどこにあるのか分からぬ状況で、風評に振り回される一方、混乱を収束させようとしているものの余りに一時的な方策しか透けて見えてこない国家権力の不透明さと不信感は、今から90年も昔のことであるにも拘らず、現在と何一つ変わらない。 そして、その一方で現代におけるジャーナリズムの資質をも問い直されて然るべきではないか、と思う一冊。
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