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あなたの知らない北海道・東北地方の名字の秘密 の商品レビュー

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2016/02/24

北海道にはさまざまな地方からの出身者が多いため、名前は多様であまり土地の特徴はなさそう。 また、東北地方の一番大きな特徴は、名字の種類が少ないことだそうです。 人口密度が低い地域では、たくさんの名前の必要がないからという理由を聞くと、確かにもっともだと思います。 工藤さんや伊藤...

北海道にはさまざまな地方からの出身者が多いため、名前は多様であまり土地の特徴はなさそう。 また、東北地方の一番大きな特徴は、名字の種類が少ないことだそうです。 人口密度が低い地域では、たくさんの名前の必要がないからという理由を聞くと、確かにもっともだと思います。 工藤さんや伊藤さん、斎藤さんといった「○藤さん」が多い印象ですが、伊藤さんは、もともと「伊勢守の藤原氏」から来たもので、斎藤さんは「伊勢神宮の斎王に奉仕する役職斎宮寮の長官の藤原氏」からきたのだそう。 なお、斎藤さんといったら感じが少し違うバージョンがいくつかありますが、東北・関東では「斎藤」が、新潟・長野以西では「斉藤」が主流だそうです。 東北に多い小野寺さんのルーツは関東で、藤原秀郷の子孫が下野国に済んだのが祖だとのこと。1189年、小野寺道綱が奥州攻めで活躍して出羽国の地頭職となり、出羽小野寺氏と名乗ったのち、室町時代に横手盆地に進出して、秋田仙北地方の戦国大名に成長したそうです。 岩手と青森には「○戸」という地名があり、八戸が一番有名ですが、一戸から九戸までナンバリングされているとのこと。 牧場の単位だそうです。 ただすべての数がそろっているわけではなく、その中で四戸という地名だけが欠けていますが、苗字には残っているそうです。 独特の地名が多いながら、苗字はそれほど変わった名前は多くない地方なんだなあと思いました。

Posted byブクログ

2014/02/22

都道府県毎のメジャー、マイナーな苗字の紹介はこの手の本の定番だが、なぜその苗字が多いのかが歴史的、地理的に考察され、わかりやすく書かれている。 県ごとの名家の紹介も興味深い。

Posted byブクログ

2013/11/10

自分の名前に興味があるのは当然だが、回りの人の名字も気になる。 北海道、東北の名前のルーツの情報がいろいろあって面白い。

Posted byブクログ