劇団四季メソッド「美しい日本語の話し方」 の商品レビュー
腹式呼吸の方法 ステップワン 体の余計な緊張を取り、リラックスした状態を作る。 1、仰向けに寝て目を閉じる ニ、閉じたまま目の力を抜き全身の力を抜いていく さん、体全体が床につくように、重力に逆らわないようにする。 ステップツー 1鼻からゆっくりと息をいっぱいまで吸っていく 2...
腹式呼吸の方法 ステップワン 体の余計な緊張を取り、リラックスした状態を作る。 1、仰向けに寝て目を閉じる ニ、閉じたまま目の力を抜き全身の力を抜いていく さん、体全体が床につくように、重力に逆らわないようにする。 ステップツー 1鼻からゆっくりと息をいっぱいまで吸っていく 2息を吸いきたらそのまま2秒間停止する 3のどや首に力が入らないよう、スーと言う音を立て、口からゆっくりと息を吐いていき最後まで出し切る。 4.1から3までの体が腹式呼吸になるまで繰り返し行う
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実用的な内容だけかと思いきや、劇団四季の歴史についても記されていた。四季といえばミュージカルのイメージだったので、その歴史は意外に感じた。はきはきと話すことが苦手なので、本書の方法で練習してみたい。
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ことばを伝える話し方のメソッド。 ・母音をはっきり発音する ・母音が連続したときは響きを変える ・のどはあくびをした時のように、開く これに加え、腹式呼吸で息を安定させ、背筋・腹筋を支えに声を体で共鳴させる。 フレージングは、イメージの連続の有無で区切る。 これは台詞の分析...
ことばを伝える話し方のメソッド。 ・母音をはっきり発音する ・母音が連続したときは響きを変える ・のどはあくびをした時のように、開く これに加え、腹式呼吸で息を安定させ、背筋・腹筋を支えに声を体で共鳴させる。 フレージングは、イメージの連続の有無で区切る。 これは台詞の分析が必要。 お芝居や朗読のように、事前に話す原稿がある場合ならやりやすいのかな? といった実用的(自分に身に付けられるかは至って疑問)なお話が前半。 後半は浅利さんの半生が語られていた。 わたしは今まであまり知らなかったので、これはこれで面白かったが。 新劇憎し、といった感じが伝わってきて、そういう時代の人なんだなあ、と思った。
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劇団四季独自の発声法について、とてもわかりやすく解説されていました。四季の役者さんはこのような基本訓練を毎日欠かさずに続けるということで、読んでいるだけで圧倒されてしまいます。 著者の日本語に対する想いが溢れていて、自分も話す言葉を大事にしていきたいと思いました。 最終章では四季...
劇団四季独自の発声法について、とてもわかりやすく解説されていました。四季の役者さんはこのような基本訓練を毎日欠かさずに続けるということで、読んでいるだけで圧倒されてしまいます。 著者の日本語に対する想いが溢れていて、自分も話す言葉を大事にしていきたいと思いました。 最終章では四季の歴史にも触れられていて、そこだけでも読み応えがあります。
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ずいぶん昔に劇団四季の演劇を初めて見た時、言葉がとても聞き取りやすいことに感動した。 最近同じような衝撃に近い感動を感じたのは、「昼メシ旅」という番組で、戦場カメラマンでおなじみの渡部陽一さんのナレーターを聞いたときだった。また渡部さんが突撃取材をされているときも、バラエティー...
ずいぶん昔に劇団四季の演劇を初めて見た時、言葉がとても聞き取りやすいことに感動した。 最近同じような衝撃に近い感動を感じたのは、「昼メシ旅」という番組で、戦場カメラマンでおなじみの渡部陽一さんのナレーターを聞いたときだった。また渡部さんが突撃取材をされているときも、バラエティーで独特な話し方をしている時とはまた違う話し方で、突出して言葉が聞き取りやすいことに気づいたときも強い衝撃を受けた。 話し方。口の作り方、発声の仕方、音の区切り方など、確かにきちんとした教育を受けた記憶がなくて、知りたいなと思っていた時にこの本と出会った。 美しい日本語を話せないことで、伝えたつもりで伝わってなかったり、聞き取れないことでつまらぬ誤解を持ってしまったり、損していることは自覚してきた以上に多いだろうなと感じる。 日本語を使う以上は上手に使える方がより、豊かに過ごせ、良いと思うので、子どもたちと美しい日本語の話し方を身につけたいと思った。
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「劇団四季流の発声のしかた」を主題として書かれているが、発声や発音の方法には別に興味がなかったので、四季の歴史や浅利さんの哲学について楽しく読んだ。 印象的だったのは、演劇は文学を立体化させたものという価値観。感情は観客にこそ宿るべきもので、役者はあくまでも聞き取りやすい日本語を...
「劇団四季流の発声のしかた」を主題として書かれているが、発声や発音の方法には別に興味がなかったので、四季の歴史や浅利さんの哲学について楽しく読んだ。 印象的だったのは、演劇は文学を立体化させたものという価値観。感情は観客にこそ宿るべきもので、役者はあくまでも聞き取りやすい日本語を話すことが大前提。役者が感情を高ぶらせる必要はない。 なるほど、セリフを役者による主観的なものではなく、文字というニュートラルで客観的なものとしてとらえてるんだな〜。作品を大切にする四季らしいなぁと思った。
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【なぜ劇団四季のセリフは聞き取りやすいのか】思っていることを正確に伝えられ、第一印象をよくし、健康法にもなる。独自の「母音法」「呼吸法」「折れ法」のメソッドを伝授する。
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若者たちの世界には二極化があり、貧富の差ではなくコミュニケーションの差。 おかしな日本語も使って楽しんだらいいでしょう。しかし、それは「出る所に出たら正しい日本語が話せる」前提があってのことです。
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僕は演劇をごくわずかだけ齧ったこともあるのですが、滑舌がよくありません。これ読んだら滑舌良くなるかなあ、などと思いましたが、滑舌を良くするのではなく、一音一音を分離する、というやり方で、なんだかうまく話せるような気になった、気もします。本書は、何故「話し方」か、というパートと、実...
僕は演劇をごくわずかだけ齧ったこともあるのですが、滑舌がよくありません。これ読んだら滑舌良くなるかなあ、などと思いましたが、滑舌を良くするのではなく、一音一音を分離する、というやり方で、なんだかうまく話せるような気になった、気もします。本書は、何故「話し方」か、というパートと、実際の話し方、というより発声法、そして劇団四季の歴史と、いろいろ盛り込まれています。この様々な盛りをすべて平らげたい、という人が読者にどれだけ要るかわかりませんが、僕は実際の発声法は割とスルーして、「話し方」への考え方の本、として受け止めました。四季の歴史は、言葉に対する真摯な研究と、それに対する見当違いな批評との戦いだった、と。劇団四季についてあれこれやりだすならページは足りるまい。その時々の話し方について、多層的な精神状態を持てない人が増えている、という警句は気に入りました。 アップダウンがが混ざった、そういう意味では面白い本なのでした。
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日本語を話す時に母音を明確に発音することの重要性が認識できた.自分の意見を伝える時のしゃべり方は、重要だが、確かに学校で日本語の話し方は習っていない.英語のしゃべり方も我々の時代にはほとんど教わっていない.著者の演劇に対する考え方は共感できる.
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