吉野朔実劇場 悪魔が本とやってくる の商品レビュー
シリーズも7冊目。全部読んだし、8冊目も出たら読みます。 著者が描いているのは書評まんがではなく、本を読む幸せを感じる日常まんが。そう、それはつまり、私と同じ生活(笑)。 ただし私と違うのは、登場人物の多くが本を作ったり売ったりするすることを生業または副業にしていること。 いいな...
シリーズも7冊目。全部読んだし、8冊目も出たら読みます。 著者が描いているのは書評まんがではなく、本を読む幸せを感じる日常まんが。そう、それはつまり、私と同じ生活(笑)。 ただし私と違うのは、登場人物の多くが本を作ったり売ったりするすることを生業または副業にしていること。 いいなあ、作りながら読みながらの生活。
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本の雑誌は大分昔から購入している。吉野朔美劇場も本書を含めて7冊所持している。「お父さんは時代劇が好き」を見返すと1991年10月からの隔月連載。いつの間にか息の長い連載になっていた。本書自体2010年5月から2013年8月に掲載されたもの。前に読んだ漫画は、チョッと懐かしい印象...
本の雑誌は大分昔から購入している。吉野朔美劇場も本書を含めて7冊所持している。「お父さんは時代劇が好き」を見返すと1991年10月からの隔月連載。いつの間にか息の長い連載になっていた。本書自体2010年5月から2013年8月に掲載されたもの。前に読んだ漫画は、チョッと懐かしい印象。 しかし、こんなに長く吉野朔美劇場を読んでいるのに、僕はそれ以外の吉野さんについてまったく無知。これは良くないなと思う。 いつも通り、沢山のお友達たちが登場する。結構マニアックな本について話ができる仲間が多くて羨ましい。 精神分析医で著者と共著のある春日先生や京都を案内してくれる入江さん、歌人の穂村さん、本の雑誌社の浜本さんぐらいは判るけど、そのほかの登場人物は何処の何方なのやら。まあ、いいのかな。 せめて春日先生の本を探してみようかなと思う。 2016年5月2日。ご逝去の報。 とても残念です、ご冥福をお祈りいたします。
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新刊でてたー! このエッセイの連載もじわじわ長いなぁ。 次のタイトルはどうなるのかもちょっと楽しみの1つ(笑)。 前にも同じような事を書いた気がするけれど、当初は比較的オススメ本要素が強かったものの、最近は一応最初に本は提示されるものの、エッセイ内容とは一見繋がりがあるのかない...
新刊でてたー! このエッセイの連載もじわじわ長いなぁ。 次のタイトルはどうなるのかもちょっと楽しみの1つ(笑)。 前にも同じような事を書いた気がするけれど、当初は比較的オススメ本要素が強かったものの、最近は一応最初に本は提示されるものの、エッセイ内容とは一見繋がりがあるのかないのかわからない。 エッセイ自体は吉野さんと本好きもしくは不思議なお友だちのオチがあったりなかったりする日常の一コマだったり、回想だったり、時には幻想フィクション的だったり。そんな話をふわっと読みながら、冒頭の本がちょっとでもひっかかったら読んでみると、きっとエッセイ内容のまた違う面が見られるのかなという。 気になる本はいろいろあれど、なかなかそこまで幅広く読めない半端な読者ですみませんと思いながらも十分楽しんでるつもりではいるんですが(苦笑)。 吉野さんもいろいろ読んでいらっしゃるけど、基本的に好きそうなジャンルとか苦手なジャンルが近い感じがするので、ひっかかる本も多い。ちなみに吉野さんは翻訳物を結構読んでいるのが、自分と違って新鮮でこれまた面白い。気になるのはたくさんあるんだけど、どうも文章テンポとか描写が自然に入ってくる事が少なくて、なかなか手に取れないんだ…キーワードとか雰囲気とかは好きそうなのいろいろあるんだけど…。 数ある書評本も、どんなにいろんな本を扱っていても、その人の根本的な趣味嗜好が垣間見えたり、それが自分と似通っていたりするのを見つけるのが面白い。 エッセイの面白さは、その人自身はもちろん、その周りの人達の個性の強さも重要なポイントだと思う。ここに出てくる人達はそれぞれ業界人が結構多いから、他の所でその人達の名前を見るといつも吉野さんの絵を思い出してにやっとしてしまう。 今回一番気になった本は『愛おしい骨』で、一番気になったエピソードは「白鳥に噛まれたバーテンダー」かな(笑)。
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