はじめての不動産投資 の商品レビュー
特段不動産投資をしようと思った訳ではないが、雑学として読んでみようと思い購入。 不動産投資とは何か、というところから、投資のメリット・デメリット、心構え、よい物件の見分け方、実際の購入方法、事務手続き、税金に至るまで触れている。分かりやすく、それでいて丁寧に書かれているので、こ...
特段不動産投資をしようと思った訳ではないが、雑学として読んでみようと思い購入。 不動産投資とは何か、というところから、投資のメリット・デメリット、心構え、よい物件の見分け方、実際の購入方法、事務手続き、税金に至るまで触れている。分かりやすく、それでいて丁寧に書かれているので、これから不動産投資を志す方には一見の価値ありかと。 ネットでの金融取引が当たり前になった今でありながら、本書ではくりかえし「自分の目で物件を見る」「直接業者と関係を築き、情報を得る」ことの重要性を説く。年利10数%とか、株よりも安定・確実とかいう売り文句を耳にするけれど、そういった目立つ部分の特徴の陰にあるのは、奥深い世界なのだなぁと思った。
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長谷川高『はじめての不動産投資』(WAVE出版、2013) 不動産会社の投資・企画担当としてジムシとの交渉、物件の仕入れのキャリアを積み、96年に独立した著者による個人向け不動産投資ガイド。 いったってまともな内容で、「まずは1000万円貯めろ」「貯金習慣が先」「数百万程度な...
長谷川高『はじめての不動産投資』(WAVE出版、2013) 不動産会社の投資・企画担当としてジムシとの交渉、物件の仕入れのキャリアを積み、96年に独立した著者による個人向け不動産投資ガイド。 いったってまともな内容で、「まずは1000万円貯めろ」「貯金習慣が先」「数百万程度ならリート」「表面利回りだけでなく空室リスクを考慮せよ」「ワンルームマンションの投資利回りはリートとほぼ買わない。リスクの少ない分、リートが有利」などごもっとなコメントが並びます。 著者の経験による知見として、投資に見合う物件は100軒のうちわずか3軒で、また好条件の物件はネットに出る前に大家さんのネットワークで決まってしまうといいます。(このため「個人投資家」として地場不動産会社への営業まわりをすべき」としています) 「お金をつかう順番」へのこだわりは投資家ならば心から同意できます。取り上げられる事例でも、自分は賃貸物件に在住しながら、投資用物件を運用する人が目立ちます。 【事例】 37歳会社員、賃貸マンション在住 ・30歳当時に親から借りた200万円を頭金に区分所有 ・のち地方の中古アパート1棟を620万円で購入 【本文より】 ◯ほとんどの「買い物」は、買ったあとにでもマイナスのキャッシュフローしか生じないものです。 ◯精進してビジネスを長くやっていれば、誰でも上昇サイクルに乗ることが必ずあります。その儲かったときの余剰金を何に投資するか? 大豪邸、別荘、海外リゾートのコンドミニアム、高級外車にクルーザー…これでは、自分の人生やビジネスのサイクルが下降したとき、足を引っ張るだけです。
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地道さを説く不動産投資の本。 契約手続きの詳細や、管理会社の面接など、これまで読んだ本に書かれていなかった記述もあり、役に立つと思う。
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不動産投資ビギナーに向けて、リスクを理解させて、ステップを示してくれます。失敗事例や銀行のアパートローン、税金、契約時の注意事項まで丁寧に解説があります。 不動産投資を目指す方が、プロセスを把握するにはベストな一冊だと思います。
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