山響呼 の商品レビュー
評判通り、良作だった。さすがITAN! また別の作品も読んでみたいと思った。どの作品にも共通する「ちょっと不思議」感が絶妙。
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表題作の山響呼と王様と魔女、夜のおばけと夜店が特によかった。ほとんどじゃない。 べたべたしたものを爽やかと勘違いするような妖怪ものがある中、サッパリしていてよかった。うん。 当てこすりぽくなってしまったけど、感傷に浸りすぎないで、わかり合えなくて、理解出来なくて、よかった。
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絵がかわいい。おおかみもふくろうも山響呼も。魔女のマントも素敵。 メモ 王様と魔女 魔女と三匹の狼と梟の王様 逃亡前夜 愛を知った吸血鬼 夜のおばけ おじいちゃんはどこ? 山響呼 移ろいを見るだけのもの 夜店 見たい夢は 残されるものの痛みがテーマの短編集か。...
絵がかわいい。おおかみもふくろうも山響呼も。魔女のマントも素敵。 メモ 王様と魔女 魔女と三匹の狼と梟の王様 逃亡前夜 愛を知った吸血鬼 夜のおばけ おじいちゃんはどこ? 山響呼 移ろいを見るだけのもの 夜店 見たい夢は 残されるものの痛みがテーマの短編集か。魔女と山響呼は続きが読みたい。特に山響呼~~これストレートに読んだらわりとよくあるすれちがい母子愛物語で山響呼は正直誰でも良かったくらいの扱いであのコはまた母親になっちゃうだろうが淋しい山響呼プロローグとしたらさ!気持ちのちからに気付いた山響呼の成長譚が読みたいな~~人魚の森みたいになるか人間に戻るのか仲間を作っちゃうか。どんなラストがくるかな~~て、ね~ 作者名今のうちにかえて欲しいなぁ。カムさん…新刊のうちはいいけど後々検索しにくくなるよ…。ほらもうめっちゃ中村さん達がひっかかる(検索してみた☆)
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一つの話につき二人以上の主人公がいるような感じでした。モノローグも少なく、叙事的な映画やドラマのようでした。お話は、結末にむけて設定や思いが明らかにされていく感じで、ただ叙述するというよりはミステリーに近いです。 登場人物は、人間:人間以外が6:4くらいでしょうか。それぞれのキャ...
一つの話につき二人以上の主人公がいるような感じでした。モノローグも少なく、叙事的な映画やドラマのようでした。お話は、結末にむけて設定や思いが明らかにされていく感じで、ただ叙述するというよりはミステリーに近いです。 登場人物は、人間:人間以外が6:4くらいでしょうか。それぞれのキャラクターが自分の中の何かに気づき、一歩前に進むような話型です。 キャラクターの年齢や性別が偏っていないのが、この作家さんは人間や生き物そのものを愛しているんだなあ〜と感じられて良かったです。人が変わる瞬間、自分を受け入れる瞬間、物事の認識を優しいほうや明るいほうへ変える瞬間が好きなのだな〜と! ただ全体的にテンションは低いです。漫画的に魅せ方で盛り上げる!とか、ここのどんでん返しはびっくりさせてやろう!みたいな、そういうことはないんだろうなと思いました(あってもそこまでのテンションではない)。ただ淡々と、お話を描写しているという感じでした。 もう少し説明が必要だったんじゃないのかとか、せりふの意味をととのえたほうがよかったんじゃないのかとか、少し思う部分もありました(そこは編集さんの仕事だとおもいます)。 画力がもっとあがって見やすくなれば、もっと良さが引き立つ様な気もします。素人考えなので全然わかりませんが!でも絵はもう少し見やすくていいかなと思いました。子供や動物がかわいかったです。 最初に収録の王様と魔女がいちばん好きでした。鳥さん(王様)かわいかったです。魔女側ももっと掘り下げてほしい!という欲求が最後まで残りました。もっとページ数があったらよかったのかな‥。王様、議長、魔女、が出てくるので、その三者のこともっとビシッと等量で描くか、王様だけにしぼるかしてもよかったのでは‥というか主題に関係ないわりに議長のシーン多いな‥と、議長好きな私は最後まで期待してしまいました(笑)。 表題作は、結論がよくわからなかったです。なんとなくいいたいことはわかる‥くらいの認識で読み終わってしまったので、逆に最後らへんのモノローグとかセリフはあの三分の一くらいで、わかる人はわかってくれ!!くらい絞ってもよかったんじゃねーかな‥と少し思いました(自分にリテラシーが無いがゆえです!!!) うーん‥むずかしい漫画だった‥
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カムさんのデビュー作の短編集。 『王様と魔女』…魔法で鳥になった王様と魔女の話 『逃亡前夜』……不変の誓いを破った吸血鬼の話 『夜のおばけ』…祖父の遺言に縛られる男の子の話 『山響呼』……… 山に住む”やまびこ”と女の子の話 『夜店』…………眠れない男の人の話 の五編が収録されています。 『夜のおばけ』がすごく好きです! ”死んでしまった大好きな人”との向き合い方を、手探り状態で考えるこどもが丁寧に描かれていました。 死体に触るのには不思議な恐さがあります。 その理由が、作中の台詞を読んですっきりしました。 主人公のなの君の弟、にお君もすごく可愛いです。
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