第二次大戦ミグ戦闘機 の商品レビュー
世界の傑作機の未読が溜まってた時期に買ったのでうっかり2冊買ってしまった本。ようやく読了。 ソビエトロシアの戦闘機の代名詞、ミグの発足からMiG-15の直前までの特集。 MiGはポリカルポフの直系の子孫であると知った。ミコヤンがグレヴィッチを補佐に設計局長となる経緯が興味深い...
世界の傑作機の未読が溜まってた時期に買ったのでうっかり2冊買ってしまった本。ようやく読了。 ソビエトロシアの戦闘機の代名詞、ミグの発足からMiG-15の直前までの特集。 MiGはポリカルポフの直系の子孫であると知った。ミコヤンがグレヴィッチを補佐に設計局長となる経緯が興味深い。 エンジンに大きく重いが高出力のAM-35を選定して高性能を獲得した。アルミと鉄と木を巧みに使った構造も興味深い。一方、違和感を覚えずにいられない尾部の短さは失速特性などで悪さをしていたようで、ここはI-16からほとんど改善されずに受け継いだまずい伝統。縦安定も悪かったというがそれは重心が後ろすぎたためと解説にある。 エンジンがでかいのでパッと見強そうな戦闘機。ドイツが攻めてこなければエンジンをIL-2に取られることもなく正常に発展して行けたかもしれない。
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* このシリーズは、 * ①廉価 * ②入門書 * といった性格だけど思わぬマイナー機種をとりあげたりするのであなどれない
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