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図説・日本の手品 の商品レビュー

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2022/08/14

【概略】  江戸に誕生した日本の手品は、手妻から和妻と呼ばれるようになった。本書では、江戸時代より伝えられる手品・奇術・珍術を項目別に紹介する。 2022年08月12日 読了 【書評】  10月15日(土)に開催されるイベント(名古屋市)で司会他をする& YouTube で和妻...

【概略】  江戸に誕生した日本の手品は、手妻から和妻と呼ばれるようになった。本書では、江戸時代より伝えられる手品・奇術・珍術を項目別に紹介する。 2022年08月12日 読了 【書評】  10月15日(土)に開催されるイベント(名古屋市)で司会他をする& YouTube で和妻師の向井健人さんとコラボをさせてもらうということで、勉強を兼ねて手に取ってみた。  読者側のレベルの問題で、この一冊の前段階で読むべきものがあるとよかったかなぁ。本当にこういう場合、書籍に罪はない。読者の側の問題。自分は和妻師そのものになりたい、そのネタそのものを研究したいという立場ではなく、そんな読者が学術的に分類されているものを読むというね。そのため、事実上、冒頭の総論的な箇所で、自分の狙っていたところが終わってしまったという。あとは各種の手品を、しかも当時の文体が多く盛り込まれた形で、読んでいかざるをえないというね。あくまで読者の側の問題。  ここから先は実際に和妻師の向井さんとお会いして答え合わせができたのだけど、江戸は江戸、令和は令和、時代によって変化しなくちゃいけないってこと。特に和妻のようなものは。スピードであったり、観客の側の(映像やら音響やらといったものに対する)経験であったり、そういったものと戦って(上回って)いかないと、なんだよね。  そうはいっても、古きを訪ね・・・で、過去から新しい学びってある。それが本書の存在意義であり、残念ながら自分はその領域まで到達できてないというね。  和妻チャレンジの後、この本を開いたら、新しい景色が見えるのかな?

Posted byブクログ