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さかなの使い切りBOOK の商品レビュー

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2014/01/11

さかなの使い切り。憧れる響きです。 表紙にはイワシの料理三種。鮮度を活かしたマリネ、使わなくきゃ、というタイミングではココット、すりつぶせばつみれ、とバリエーションが書かれている。イワシほどに全部使いきれるレシピはそうはなくて、要するに魚料理のレシピ集である。いろいろなレシピがあ...

さかなの使い切り。憧れる響きです。 表紙にはイワシの料理三種。鮮度を活かしたマリネ、使わなくきゃ、というタイミングではココット、すりつぶせばつみれ、とバリエーションが書かれている。イワシほどに全部使いきれるレシピはそうはなくて、要するに魚料理のレシピ集である。いろいろなレシピがあって楽しい。だが、はらわたは全く食べられていない。わたが食べやすいイカでさえもそうなのだ。 体裁からいって、若い人向けの本なのだろう。若者にははらわたどころか、魚を食べさせるのさえ一苦労、なのかもしれない。というか、脱マンネリ、と表紙にもあるので、魚を余らせないで使い切る、ということで、部位を使い切るのではないってことか。シリーズの「野菜の使い切り」は、部位の使い切りなのだけど。日本語ムズカシイ。 部位の解説には内臓も出ている。惜しい。魚のわたで酒を飲むのが世の中で最高級の幸せであることを、若者にも伝えて欲しい(あれ、酒飲みの本じゃないのか)。

Posted byブクログ