獣王子と忠誠の騎士 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
相性どうかなぁ……と一抹の不安を抱きながら読んだんですが、 やっぱり宮緒さんとは相性が悪いようです。 ファンタジーが好きなのですが、BL界での需要っていまいちなので、 ファンタジーと知ると、地雷かもしれないと思いつつ買ってしまう。 で、今回も宮緒さんお得意の犬ネタでしたが、前回、前々回に 比べたらマシ、というくらいで個人的に攻に好感が持てない。 受の設定や世界観が魅力的だっただけに、その点が非常に 残念でした。 執着攻もヘタレワンコも大好物なのに、何故かこれらが ドッキングする宮緒犬は苦手なんですよね……。 自分は犬だ犬だ言いながら、全然犬っぽくないというか、 ごめん犬ってこんなバカじゃないから……と思ってしまう。 良かった点は受のクリスティアンとブランカとの絆。 最後のオチにはそうくるか! と、ずっこけました。 君主と犬のうんぬんよりも、もっとブランカとの暮らしを 読んでいたかったです(BL的萌えはないとしても) 今回の本で宮緒さんの積ん読は消化しきったと思うので、 今後は様子見の作家さんになりそうです。 イラストはとても綺麗でした。 レーターさん自体は好きなのですが、今回は文章とあってない気も……。 百合百合しい感じが両方受っぽくなっているというか、 それも含めて余計に攻が犬に見えない。
Posted by
主従もの? 時代背景諸々が変わっても、宮緒先生の”犬”健在ですっ! いや、ほんと、美味しくいただきました
Posted by
- 1