きみがおしえてくれた。 の商品レビュー
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〝わたしが小学生だった頃、日本は戦争をしていました。わたしの家には、父と母、そして富士という、5歳になるオスの秋田犬がいました。優しくて賢い犬でした...父は戦地へと向かい、一家の大黒柱がいなくなって、富士の存在は益々大きくなりました...そんななか、国から犬や猫を差し出しなさい、という命令が出ました。戦争で物が不足し、犬や猫の皮を剥いで、兵隊さんの服を作り、肉は食糧とするというです。わたしは頭がおかしくなりそうでした・・・〟戦時下での「犬猫の供出命令」に従わざる得なかった、悲しい体験の絵本です。
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すごくソフトに戦争の悲しさを伝えている絵本。 戦争を伝えるものの一つとして低学年向けに良いのでは、と思った。 本屋で立ち読みしていたのだが、すごく悲しくて泣きそうになってしまった。最後はすごく優しい気持ちで終われるので救いはある。 戦争をテーマとして紹介する際には、これだけでは戦...
すごくソフトに戦争の悲しさを伝えている絵本。 戦争を伝えるものの一つとして低学年向けに良いのでは、と思った。 本屋で立ち読みしていたのだが、すごく悲しくて泣きそうになってしまった。最後はすごく優しい気持ちで終われるので救いはある。 戦争をテーマとして紹介する際には、これだけでは戦争の「悲惨さ」などは伝わりにくく、「良かったねー」などで終わってしまいそうなので、別の資料も数点併せて紹介したい。
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8分5秒☆「戦争」が引き起こす悲しみ、憎しみは時間をかけても決して癒えることはありません。ひなちゃんと力丸、そして公園で出会うおばあさんと富士は、“やさしい心”でつながります。
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