経済学者に聞いたら、ニュースの本当のところが見えてきた の商品レビュー

日本経済新聞社【編】

2021/08/08

何かの書評で薦められていたので買ってみたが、いまいち。各章のタイトルは素朴な疑問になっていて、（「TPPに参加すると、日本は損をするのでしょうか」等）それだけ読むと面白そうだが、きちんとその問いに答えてくれていない。当たり前だけど…。
最近ネットで本を買うことが多くなったが、チラミができないので失敗が多くなった気がする。

2017/05/31

どんな学問でも、言葉（用語）の定義や概念の説明って、ものすごく大切だと思うのですが、この本は、残念ながら、概念の説明が雑な印象でした。
用語の定義は、それなりにしているのですが、こちらもあまり丁寧とはいえず…。

全部で１１章あるのですが、全部著者が違うので、そのあたりのコントロールに苦慮したのかもしれません。
タイトルを実現できれば、なかなか面白いのですが、意図だけで終わった印象です。

2014/11/28

昨今の政権の施策を中心に経済学の観点から11講の項目について解説していく一冊。

疑問に思っている部分が納得できる箇所も多く非常に勉強になりました。
ただ、各講の解説は学者がそれぞれ担当しているので物価の講のように例えで説明する箇所がもう少し多いと理解しやすいのではと感じました。

選挙も近く、増税に対しての話などは政策について解釈していくうえでも非常に役に立ちそうです。各講で自分の見解をもってこれからの政策を考えていくことが大事だと感じました。

2013/10/30

オーソドックスでつまらない本。すごく浅い。経済学をまったく知らない人が、とっかかりとして読むにはいいかもね。

2013/10/10

経済学部生だった、90年代半ば以来、久しぶりに読んだ経済書。あの頃とは状況がいっぺんしている。当時はまだ、日本的企業論がもてはやされていた。確か赤字国債を発行しては、いけない法律があったような。アベノミクスに期待しつつも、経済的ではなく、違った方向の充実を求めることも必要だろう。人生あと半分なので。