危険な愛のいざない の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
官能小説かと思うほどの描写で、読んでいると周りの目が気になるところでした。さらに、後半からは領主の陰謀とダイアナの策略への苦悩、放蕩者アッシュクロフトの純粋な愛への移り変わりが見事に混じり合いドロドロとした昼ドラのような展開へ。ダイアナは少々安易な気持ちで策略に挑んでいるようなところと、周りが見えていない一連の行動にはイライラさせられましたが、最後のハッピーエンドで爽やかな読後感。同じ著者の本をまた読んでみたいと思いました。
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あらすじだけだとためらいますが、アナ・キャンベルに外れはありません。 未亡人ダイアナ・キャリック28歳が、放蕩者のアッシュクロフト伯爵タークン・ヴァレに愛人を申し出るところから始まります。 ダイアナが領地目当てに妊娠を目論む罪悪感が、一気読みの勢いをそぎますが、ドロドロした筋立て...
あらすじだけだとためらいますが、アナ・キャンベルに外れはありません。 未亡人ダイアナ・キャリック28歳が、放蕩者のアッシュクロフト伯爵タークン・ヴァレに愛人を申し出るところから始まります。 ダイアナが領地目当てに妊娠を目論む罪悪感が、一気読みの勢いをそぎますが、ドロドロした筋立てにも関わらず、読後は純愛にほっこりします。 本の半分はエロなのに、何故かキャンベルの作品は素直なハッピーエンドで終わり、身分違いとかのヒストリカル定番の問題点が、明後日の方向に置き去りにされてるには小気味がいいです。
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