考える配球 の商品レビュー
作者が投手経験無いと思ってしまうほど投手目線での配球が考えられていなかった。不確定な部分が多い配球を「初球から変化球やアウトコースのストレートを待っている打者はほとんどいない」など、打者の特徴を全く考慮しないまま言い切るような記述が多く見られた。納得出来ない解説が多くすべて読むの...
作者が投手経験無いと思ってしまうほど投手目線での配球が考えられていなかった。不確定な部分が多い配球を「初球から変化球やアウトコースのストレートを待っている打者はほとんどいない」など、打者の特徴を全く考慮しないまま言い切るような記述が多く見られた。納得出来ない解説が多くすべて読むのにとても苦労した。またボール球を投げる指示が多く、球数が増える事を安易に捉えているように感じた。「初球ストライクの後はボール球」「変化球を連続でストライクに投げる必要はほとんど無い」など言い切る割にその根拠や理由が示されておらず、ボールカウントが増える事の危険性を考慮しているようには思えなかった。配球にはセオリーがあるという記述には同意だが、この本に書かれている事はセオリーではなく理想論だと感じた。
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一対一の戦いを基本とする野球の中でも特にバッテリーとバッターのかけ引きは緊張感に満ちており、野球の魅力として最も注目される部分であると思う。 実戦で実現させるためには投手の十分な力量が前提になるものと思うが、野球を楽しむための友としては体系的にまとめられた分かりやすい本であると思...
一対一の戦いを基本とする野球の中でも特にバッテリーとバッターのかけ引きは緊張感に満ちており、野球の魅力として最も注目される部分であると思う。 実戦で実現させるためには投手の十分な力量が前提になるものと思うが、野球を楽しむための友としては体系的にまとめられた分かりやすい本であると思う。
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