日本人が「世界で戦う」ために必要な話し方 の商品レビュー
良書。実際外国人と働いている中で「大事なんだろうな〜」と感じることが書かれている。しっかりと行動に落とし込みたい。
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「世界で戦う」ための本ではあるが、自分に取っては日本人が「日本の会社で戦う」ためにも必要な事が多く書かれておりました。「結論ファースト」などは、報告の時には「あたりまえ」ではないでしょうか? って、でも最初に「ダメでした」というのは、やはり勇気が要ること。ついつい、「言い訳」がは...
「世界で戦う」ための本ではあるが、自分に取っては日本人が「日本の会社で戦う」ためにも必要な事が多く書かれておりました。「結論ファースト」などは、報告の時には「あたりまえ」ではないでしょうか? って、でも最初に「ダメでした」というのは、やはり勇気が要ること。ついつい、「言い訳」がはいってしまいます。 別に「日本人」にかぎった事ではなく、「人間」であるがゆえの習性?も多少あるのではないでしょうか・・・。 この本に書かれているのは、競争の激しい「できる」外資系にお勤めの仕事術。 話し方もそうですが、まず「英語」が話せるという大前提が必要です。 何よりも、まずはここからです、自分は・・・・。
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英語に関わらず、日本企業とグローバル企業の組織やその中でのコミュニケーション、人生に対する価値観の違いなど学べることは多い。 新人ビジネスマンのみならず若い人、そして地方の中小企業の経営者、幹部の方など、知らずにパワハラを繰り返し、働く人の意欲をそぎ、ひいては自らの首を絞めている...
英語に関わらず、日本企業とグローバル企業の組織やその中でのコミュニケーション、人生に対する価値観の違いなど学べることは多い。 新人ビジネスマンのみならず若い人、そして地方の中小企業の経営者、幹部の方など、知らずにパワハラを繰り返し、働く人の意欲をそぎ、ひいては自らの首を絞めていることに気づかない人たちにもぜひ読んでもらいたい。 下記ブログにレビュー書きました http://okyouduka.com/201308/books/5953.html
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※このレビューにはネタバレを含みます
レビュープラスでレビュアーに選ばれ、献本で頂きました。 作者の北山さんは日本の金融機関を経て、ヨーロッパ系のグローバル企業で15年間マネジャーとして活躍してきた人物。その15年間で培ってきたコミュニケーション・ルールを詳しく解説したものが本書になります。 タイトルには《「世界で戦う」ために》とあるため、大抵の人は「自分には関係ないや」と手に取らない人が出てくる事が予想されるんですが、国内企業や個人店舗などでも、私が正にそうですが、応用できるテクニックが沢山紹介されているので、実践で役に立つ読書が出来ると思います。 第一章では世界標準の話し方として【多様性・リスペクト・リアクション・理由・主張・二者択一・自立 】の7項目の基本ルールが紹介されます。これを私の小さな社会に変換して読み進めました。例えば多様性。作者は「お互いが異なる常識を持った多様性のある人間である」と言っています。 『海外では人種・宗教・政治など、日本人とは全く別の常識を持つビジネスパートナーとのコミニュケーションが多々あると思うけど、日本企業だったら、性別や出身地がそれに当てはまるなあ』と、どうしたら自分の世界に引きこむ事が出来るかを考えながら読んでいくと、より面白く読むことができると思います。 第2章・第3章は正直に言えば、個人商店の私には使う場がないテクニックが多かったです。上司や部下とどう付き合うか、組織の中でどう能力をが発揮するのか。エレベータ内の30秒の使い方など、想像は出来るけど、あくまで別世界の話でした。 第5章はメールと電話の使い方に関する紹介です。これが私にとって意外と役に立つ内容が多く書かれていました。 私は個人の趣味として、ブッククロッシングやジオキャッシングを楽しんでいます。いずれも海外のサイトで、英語でメールのやり取りやフォーラムの書き込みをしてコミュニケーションをとっています。章内で英文メールの定型文例が紹介されていて、これを基に自分がよく使う文章を組み合わせれば十分に活用できると思いました。また「メールで不用意に議論しない」「I am sorryを安易に使わない」など実体験に基づいたタブーは、大変勉強になりました。 繰り返しになりますが、タイトルだけで敬遠しないで読んでもらいたい一冊です。
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先の「奇跡の営業」に続いて、レビュープラスというブックレビューサイトから献本されたので読んでみました。こちらビジネス・コミュニケーションをテーマにした実践的How to本です。 著者の北山氏は日本の金融機関を経て、ヨーロッパ系のグローバル企業で15年間マネジャーとして従事。本...
先の「奇跡の営業」に続いて、レビュープラスというブックレビューサイトから献本されたので読んでみました。こちらビジネス・コミュニケーションをテーマにした実践的How to本です。 著者の北山氏は日本の金融機関を経て、ヨーロッパ系のグローバル企業で15年間マネジャーとして従事。本書では、その実体験に基づいた価値観の異なる相手に対するコミュニケーション・ルールを紹介していきます。 著者はその適用シーンとして「グローバル企業」を想定していますが、同時に、ダイバーシティの重要性が高まりつつある現在、いわゆる普通の「日本企業」においてもそのまま活用できるものです。自己と同じく、他を認めること。「自己と異なる他の存在」を前提としたコミュニケーションは、ドメスティック・スタンダードにもなるのです。
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★読む目的 ! 世界で通用する話し方とは!? ★INPUT ・『話せばわかる』という日本流のコミュニケーションは時代遅れ 日本人の価値観や生活スタイルは多様化され、お互いの共通認識が少しずつ崩れてきている。日本以上に様々なバックグランドと価値観を持つ人間がひしめく海外では...
★読む目的 ! 世界で通用する話し方とは!? ★INPUT ・『話せばわかる』という日本流のコミュニケーションは時代遅れ 日本人の価値観や生活スタイルは多様化され、お互いの共通認識が少しずつ崩れてきている。日本以上に様々なバックグランドと価値観を持つ人間がひしめく海外では、『相手に伝わるように工夫することで、初めて伝わる』 ・7つの基本ルール ①多様性:お互い違うのが当たり前 ②リスペクト:相手の価値観を尊重することから始める ③リアクション:会話ではできるだけ『間』をつくらない ④理由:『なぜ』好きか、『なぜ』嫌いかをはっきりさせる ⑤主張:言いたいことは必ずその場で口に出す ⑥二者択一:返事には『イエス』か『ノー』しかない ⑦自立:自分で自分のスタンスを決める ・異なる価値観を持つ人間同士が協力するには ①仕事の目的:国籍人種は違えど、顧客に最高のサービスを提供するという同じ目的意識で強く結ばれる ②リスペクト:『違い』は単に『異なる』である。『違い』は『間違い』ではない。意見が自分と違うだけであって、決して相手が間違っているのではない。『違い』をネガティブではなく、ポジティブにとらえよ。 ・その場で口に出す その場で出なかった意見、質問はなかったものとされる。付帯条件をきちんと挙げたうえで、条件つきでイエス、ノーをはっきり言う人が高く評価される。イエス、ノーとはっきり答えれない場合は、判断材料が不足していると伝えること。どのような情報が不足しているか具体的に話すこと。 ・上司の指示は3つのポイントでチェック ①整合性:上司の指示が他の指示と矛盾していないか ②実行可能性:文字通り実行可能かどうか ③トレードオフ:指示通りに仕事をすると、他の仕事に影響が出る可能性があるか ★ウガンダの感想 R+(レビュープラス)さんから頂いた献本です!いつもありがとうございます。欧米人にとって教育は、子供を自立させること。自分なりの意見をしっかりと持ち、自分で自分の立場を決めることができるようになることだそうです。単に人に同意するのではなく、自分で主体的に物事を考えて、理由をつけて同意する。だから何でもあんなにはっきりモノが言えるのですね…。理由もなくペラペラ話してる自分は、とても欧米ではやっていけましぇ~ん! ★一言で言うなら 『なんにでも理由をつける!』 ★OUTPUT ・突っ込み話法 言いたいことをためらわず、小さなコメントや質問をバシバシ口に出す。大事なのは『間髪入れず』という点。これが会話のリズムを保つために有効。だんだんと相手の話に反応し、切り返すのが上手になってくる。 ・What makes you different?(あなたはどこが違うの?) これは自己紹介でアピールポイントを聞くときの決まり文句。『違い』は『間違い』ではなく、尊重すべき差異や個性。他者と自分との違いを答えれるようにする ・隣の見知らぬ人と話す 飛行機などである程度の時間を一緒に過ごすことになれば、お互い敵意がないことを示し、共に過ごす時間を快適なものにするため、話しかける。黙っていては、好意を持っているのか、敵意を持っているのかわからないため。 ・資料を正しく読む 会議の資料を『読む』とは『読んで』『理解して』『説明して』『質問に答えられる』ということ。何回も読み、業界のバックグランドを調べ、わからなければ上司に聞く。そして提案者の論点を整理し、相手の主張や根拠、理由をとらえ、自分なりの意見を持って、質問できるレベルにすること。 ・理由を述べる癖をつける なぜそう思うのか、という理由の部分にその人らしさ(価値観)が一番出る。逆に理由がないと、共感できる判断材料が無いので、共感をえれない。
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今回の本は、 R+(レビュープラス)様からの献本です。ありがとうございます。 著者も羊みたいにおとなしくて寡黙なモクモク羊だった。15年間グローバル企業で生き抜いてきて、現在も外資系企業のマネージャーとして「世界を相手にしていくための話し方」を身に付けたと述べている。明石家...
今回の本は、 R+(レビュープラス)様からの献本です。ありがとうございます。 著者も羊みたいにおとなしくて寡黙なモクモク羊だった。15年間グローバル企業で生き抜いてきて、現在も外資系企業のマネージャーとして「世界を相手にしていくための話し方」を身に付けたと述べている。明石家さんまのような口から生まれた人ではないだけに、身に付けるプロセスに興味がわいて申し込んだら当たって今回、書評を書くことになった。 言わなくても分かると言った「テレパシー」コミュニケーションは、通用しなくなり、相手に伝わるように工夫して話す。その前提になっているのが、人は一人一人違うので、価値観の相違があって当たり前。その前提に立った上で、いかにコミュニケーションをとり、自分の思っていることを的確に伝えるか。 グローバル企業ではだれも親切に教えてくれないとあるが、その通りだ。と言っても効いても何も教えてくれないという意味ではなく、マンツーマンで手取り足取り1から10まで教えてはくれないという意味だ。自分で、アンテナを張って聞いて見て仕事を覚える必要がある。そう考えると、日本の職人みたいだな。ヒナのように口を開いていれば、エサがもらえるほど甘くない。 議論は「知的なスパークリング」という点について、そうだなと思う節がある。それは、アメリカの大統領選挙で、さんざん相手陣営に対して直接、間接問わずにネガティブキャンペーンを張り、討論会では、厳しく相手の主張を問い詰めるが、選挙が終わると少なくとも表面上はケロッとしているように見える。その人の主義主張と人格は別と分けているからできる芸当だ。 後は簡単に謝らない、お客様は神様と思って対応しない、ユーモアをコミュニケーションスパイスにすると言ったことが載っている。 日本人同士でも難しいコミュニケーション。外国人相手ならもっと難しい。「人類皆兄弟」などと言った青年の主張なら100点満点の標語も実社会では及第点、あるいは0点になる可能性がある。英語の背景にある文化も知っておかないと試験でハイスコアをたたき出しても、ミスコミュニケーションで叩き出されていたい思いをしてしまうので注意する人用がある。
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『口べたで日系出身企業の私が、15年間のグローバル企業勤務で必死になって身につけた、人を動かす「主張」の技術』・・・帯にはこうある。本書を表すのにこれ以上的確な表現はない。 本書の特徴は、2つだ。1つは、非常に易しく読みやすい本であるという点。事実、わたしは1時間で読み終えてし...
『口べたで日系出身企業の私が、15年間のグローバル企業勤務で必死になって身につけた、人を動かす「主張」の技術』・・・帯にはこうある。本書を表すのにこれ以上的確な表現はない。 本書の特徴は、2つだ。1つは、非常に易しく読みやすい本であるという点。事実、わたしは1時間で読み終えてしまった。そして特徴の2点目。グローバル企業で働く日本人なら、絶対に誰もが経験することばかりがカバーされている、という点だろう。私自身、外資系・外国系企業で働いたことがあるが、この本に書かれていることは全て経験している。 しかるに結論だが、グローバル企業(≒外国人が働く環境)で働いた経験がある人には本書は新鮮味がないだろう。本書を手にとるべき人は、グローバル企業で働くことに強い関心がある人、これから勤める予定がある人であれば、参考になるだろう。 わたしのイギリス時代の日本人の上司も、この本を事前に読んでいたら、外国人従業員の1人がパワハラを理由にやめてしまう・・・という失敗を犯さずにすんだのかもしれない・・・と思えることにまさに、本書の意議があるのだろう。 書評全文はこちら↓ http://ryosuke-katsumata.blogspot.jp/2013/08/blog-post_25.html
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チェック項目12箇所。本書では、価値観のまったく違う外国人上司や同僚、部下に日々もまれながら、グローバル企業のマネジャーとして15年間生き残った私が、現場で磨いた実践的なコミュニケーション法を39のルールにまとまめて紹介していきます。自分と違って彫りの深い顔をした外国人上司は当然のこと、顔立ちがあまり変わらない帰国子女も、異なる生まれや育ちを背景に、自分とはまったく異なる常識を持っていました、それなのに、私は他の人が自分と同じ常識を持って行動しているものだと決めつけ、自分の常識を他の人に押しつけていたのです、これではうまくいくはずがありません。欧米の文化では個性や違いを重んじるところがあります、個性があるから、個人個人の意見が違うのは当たり前です、そのため、「あなたの意見は違う」と言っても、それだけでは、どちらか一方が「間違っている」というニュアンスはありません、単に「あなたの意見は(自分とは)違う」という意味でしかないのです。日本の企業では人材の入れ替えが簡単でないこともあり、固定されたメンバーを前提として、いかに目的を達成するかを追求しています、このような組織では、一度メンバーの雰囲気が悪くなると、チームの機能を回復するのが容易ではありません、極端な言い方をすれば「結果よりも和を重視する」チームと言えます。グローバル企業では、どのようにして価値観の異なるメンバーをマネジメントしているかを知ることは、これからの日本企業の生き残りを考える上で参考になるでしょう。上司の指示は3つのポイントで吟味する……「整合性」、上司の指示が他の指示などとむじゅんしていないかどうかということです、「実行可能性」とは文字通り実行できるかどうかです、「トレードオフ」は、指示通りに仕事をすると、他の仕事に影響が出る可能性があることです。今後は日本の会社でも人材の流動化が進み、社外の経験豊富な人材を素早く戦力化する方法を確立する必要があるでしょう、グローバル企業であれ、日本企業であれ、転職者には積極的に仕事を覚える覚悟と図太いコミュニケーション能力が必要になる時代なのです。懐疑の資料を「読む」とは「受け身で理解する」という行為ではなく、「細部までしっかり理解して、質問に答えられる」ことができるレベルの深い理解を求められているということです。日本では仕事でトラブルが起きたとき、何はなくともまず謝罪というのが常識だと思います、しかし、これはじつは日本独特の習慣です、海外では、安易な謝罪はかえって不誠実な印象を与える可能性があります、理由もないのにとりあえず謝って具体策が何もないとなると、先方をさらに怒らせたり、場合によってはトラブルに発展することも考えられます。グローバル企業における誠実な振る舞いは、「トラブルが起きた原因を早急に調査し、必要な場合は改善策を考える」ことです。メールを見る時間帯を、たとえば午前2回・午後2回と決めてみる、それで業務上支障を来たすようであれば、もとに戻せばいいのです、四六時中メールや着信を気にしていては、まるでスマートフォンの奴隷で本末転倒です。
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