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魔女の宅急便(3) の商品レビュー

3.7

43件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2014/03/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

このお話の時点で主人公のキキは16歳。 ジブリの映画では考えられないほど成長が早い…。 日本版ハリーポッターですか?? しかも、ジブリ映画とは全く違ったストーリーなので新鮮な気持ちで読めました。 この3巻では、キキ以外の魔女??が登場します。 ただ、まだ幼さが残るケケという女の子は本当に魔女なのか、魔女のマネっこをしているのか謎ばかりです。 キキはコリコの町で少しずつ人気を獲得していくケケに嫉妬し、自分を見失っていきます。 魔女の宅急便という仕事を続けながら、自分の心の成長を感じていくキキ。16歳になれば恋もしたい年頃。 これからのキキの大人になっていく為の、一歩前のステップの本です。

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2014/03/12

キキの心の動き(迷い、乱れ)は、青春の苦い部分で、みんなが通ってくるところだと思うが、おじさんになって読むのは、気恥ずかしく苦しく、読み切るのが大変だった。年を重ねてきたからわかるのですが、教訓にするけど繰り返したくはないものだと思うから。

Posted byブクログ

2014/03/06

ケケひとりの存在にキキは振り回されっぱなし。 嫉妬や反抗、素直になれない自分への苛立ち。 中学生の女の子が悩む特有のあの感じがとてもリアルに描写されていました。 またひとつ大人になったかな。

Posted byブクログ

2014/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

16歳になったキキ。 新しく現れたケケという年下の魔女の行動に振り回されて、感情を揺さぶられてしまうキキ。 嫉妬したり焦燥感に駆られたりと、思春期の女の子の負の感情が爆発していました。 読んでいるこちらまでざわざわしてしまった巻でしたが、最終的には自分で答えを出して前向きな形で終わっていて良かった。 最後の空のシーンが好きです。 とんぼさんとのこれからも気になります。

Posted byブクログ

2014/01/11

魔女らしき少女が現れる話。 自分の居場所が乱されたり 無くなってしまいそうで苦しんだり 大人になりつつあるだけにつらい時期なんだろな。 大人になっても自分の居場所を考えることは変わらなかったりするけれども。

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2013/12/29

キキ、16歳。突然現れたケケ(12歳)にかき乱され、宅急便のお仕事やグーチョキパン屋さんでの暮らし、ジジやとんぼさんとの関係にじりじり、ピリピリ。 自分らしさを見失い、不安や疑いの心でいっぱいになり、ケケへの嫉妬で押しつぶしされそうになるキキ。ジジが言うように、「特別」というの...

キキ、16歳。突然現れたケケ(12歳)にかき乱され、宅急便のお仕事やグーチョキパン屋さんでの暮らし、ジジやとんぼさんとの関係にじりじり、ピリピリ。 自分らしさを見失い、不安や疑いの心でいっぱいになり、ケケへの嫉妬で押しつぶしされそうになるキキ。ジジが言うように、「特別」というのはつまり、自分をちゃんとつかまえられるかってことなのかもしれません。

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2013/12/19

突然現れたケケという名前の不思議な女の子にキキが振り回されるちょっと苦い3巻。 キキはケケに自分の居場所を取られてしまうんじゃないかと悩む。 嫉妬なんだろうな…。ぐるぐると黒い感情が渦巻いてしまう。 読んでいてその感情のかけらが自分の中にも同じようにあることを感じてとても苦しかっ...

突然現れたケケという名前の不思議な女の子にキキが振り回されるちょっと苦い3巻。 キキはケケに自分の居場所を取られてしまうんじゃないかと悩む。 嫉妬なんだろうな…。ぐるぐると黒い感情が渦巻いてしまう。 読んでいてその感情のかけらが自分の中にも同じようにあることを感じてとても苦しかった。 誰かを嫌いになる時、自分のことも一緒に嫌いになっていたりする。 相手に向かう気持ちの方が強いからあまり気付かないけど、明らかに自分のことも攻撃しているんだ。 キキもケケに感じる苛立ちと同じかもしかしたらそれ以上に自分に対して苛立っているように思えた。 それがすごく分かるからとても苦かった。 最後のカラさんの歌の詞が好き。 「自分が 自分に 出会うとき  あなたにも いつかある  自分が 自分に 出会うとき  あなたにも きっとある」 自分に出会う時は、たぶん一度きりじゃなくて、何度も何度も訪れる。 それは楽しいことかもしれないし、苦しいことかもしれない。 でもどんなに苦しくても、分からないままでいるよりずっといい。 そう思った。

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2013/11/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まさか、もう1人の魔女がコリコの街にやってきました。 飛ぶことは出来ないけど、人懐っこい性格でみるみるうちに周りに溶け込んでいき、キキを不安にさせていきます。 そんなキキの心情がうつってしまい、読んでいてとても重い気持ちになりました。 「人ってときどき、ゆううつと仲よくなりたくなるのよね。はっきりしたいんだけど、ゆううつでいることに、なんとなく、うっとりしたりして…」 そんなさりげないおソノさんの言葉に共感してしまう今日この頃。

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2013/11/25

コリコの街に慣れてきたキキの前に謎の女の子、ケケが現れる。ケケの存在自体に、キキは自分自身が戸惑い悩み始める。 すべてがとられてしまうのではないかと人と比較して、自分のダメさ加減を考え鬱々としてしまう姿は、他人事ではないように思えました。結局ケケは魔女だったのかなぁ。謎は残るけれ...

コリコの街に慣れてきたキキの前に謎の女の子、ケケが現れる。ケケの存在自体に、キキは自分自身が戸惑い悩み始める。 すべてがとられてしまうのではないかと人と比較して、自分のダメさ加減を考え鬱々としてしまう姿は、他人事ではないように思えました。結局ケケは魔女だったのかなぁ。謎は残るけれど、また一回り、キキが大きくなったような気がしました。自分のペース・マイペースで暮らしていくこと、本当に難しいなと思いました。見習いたいです。

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2013/10/26

魔女のキキと黒猫のジジの心温まるお話。 小さな少女ケケに翻弄されながらも成長していく姿が微笑ましいです。

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