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日々の100 の商品レビュー

4.1

18件のお客様レビュー

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2021/11/02

若い頃は使うものや身につけるものに対して「何でもいい」の幅が広かった気がするのだけど、それなりに歳を重ねると自分に合うものや似合うものが分かってくるせいなのか「何でもいい」より「これがいい」の幅が広くなる。 松浦弥太郎さんの本は過去にも数冊読んだけれど、日々使うものや食べるもの...

若い頃は使うものや身につけるものに対して「何でもいい」の幅が広かった気がするのだけど、それなりに歳を重ねると自分に合うものや似合うものが分かってくるせいなのか「何でもいい」より「これがいい」の幅が広くなる。 松浦弥太郎さんの本は過去にも数冊読んだけれど、日々使うものや食べるもの、身につけるものに対して「これがいい」と思う理由がきちんとある。 とは言え小難しい理屈があるわけではなく、「使い心地がいい」「着心地がいい」「見た目が美しい」「美味しい」などわりとシンプルな理由とともに愛用品の写真が載せられていて、さらっと読むにはちょうどいい本だった。 「日々の100」なので、そういう形式で100の愛用品が紹介されている。 著者が男性なので洋服や靴などはなかなか参考にはできないけれど、スタンドライトや万年筆やジャムなど「これいいなぁ」と思う品物がいくつかあって、思わずショッピングサイトで見てしまったりした。笑 若い頃は「安いからこれでいいや」で選んだものを、歳を重ねてから「少し高いけどこれがいい」で選び直して、日々に充実感を感じられるようになる、ということはある。 自分がなぜそれを選んで使うのか、という理由を考えてみると、自分の身のまわりには不要なものもけっこうあるということにも気づける。

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2020/04/10

現在31歳。趣味に合わないものが多かったが、こんなものもあるのかと楽しく読んだ。 10年後はここに書いてあるものの良さがさらにわかるようになっているといいな。

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2019/02/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

その人の友達(きっと人もものも含む)を見ればその人のことがわかる、とあったが、なんだかものとお金たくさん持ってそうな人だなぁというのが第一印象。 ものを選ぶとき、つい値段で選んでしまうけど、こだわって選んで長く愛用するのもいいんじゃないと思わされた。

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2018/11/23

その人を知りたければ、その人が付き合っている親しい友人が誰なのかを知れば、1つや2つは、その人の本性を垣間見れるだろう。アンドレ・プルトン"ナジャ"より。 自分の知らないもの。人の愛用品を見るのは楽しい。

Posted byブクログ

2018/05/06

松浦さんのこだわりが感じられる一冊です。 性別が違うのでわからないな…と思うものもありますが、台所用品や文房具は素敵だなと思うものもありました。 松浦さんの穏やかな文章が好きなのですが、内面は少年のようだったり、意外と熱い方なのかな…と思いました。 わたしも、なんとなくで選ぶので...

松浦さんのこだわりが感じられる一冊です。 性別が違うのでわからないな…と思うものもありますが、台所用品や文房具は素敵だなと思うものもありました。 松浦さんの穏やかな文章が好きなのですが、内面は少年のようだったり、意外と熱い方なのかな…と思いました。 わたしも、なんとなくで選ぶのではなく、こだわって選ぶようにしようと思います。

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2017/09/20

中目黒のCOW BOOKSを訪れて以来、松浦氏のことが気になっている。とにかく居心地がよく、本のセレクトもよくって、すごく気に入ってしまった。 お店に行く前に、松浦氏の本を読んだことはあったけど、ちょっとカッコつけなのかなとか、こだわりが強すぎる気難しさみたいなものを感じていたけ...

中目黒のCOW BOOKSを訪れて以来、松浦氏のことが気になっている。とにかく居心地がよく、本のセレクトもよくって、すごく気に入ってしまった。 お店に行く前に、松浦氏の本を読んだことはあったけど、ちょっとカッコつけなのかなとか、こだわりが強すぎる気難しさみたいなものを感じていたけど、今は逆にそれがいいと思えるようになっている。 それはお店が気に入ったというのもあるけれど、私の方の変化が大きいのだろうか? とにかく、この本は松浦氏の価値観とか心が前面に出てる気がしている。旅と読書はひとりになれるので好きみたいなことを書いてあって、さらに好きになった。

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2017/07/18

おしゃれな生き方をする上でのこだわりとダンディズム? 気持ちよく読めたけど反発する人もいるに違い無し。

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2015/06/17

好きなものだけに囲まれた生活に憧れる一方で、どんどん物が蓄積されてくのが現状。 こだわりやストーリーが詰まった物だけを厳選したくなる一冊。 さて、今晩から綴り始めようかしら、私の100を。

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2015/06/09

知識と思慮深さが秀逸。 自分の好きなモノたちに、 これくらいの愛情と物語を持ちたいものだな。 詩集、ブルックスブラザーズ、オリーブオイルに 特にグッときました。 あと、弁当箱。

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2014/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] アメリカ郊外の村で見つけた、アンティークのキルト。 古書店・カウブックスの開業時に揃えた、イームズのスツール。 何気ない日常のアイテムから、大事な宝物まで、『暮しの手帖』編集長である著者が愛用する、100の品々。愛すべきモノたちと真摯に向き合い、その出合いや記憶を、自ら撮影した写真とともに心豊かに綴る随筆集です。 100編の随筆に、新しく文庫版書き下ろし3編が加わりました。 [ 目次 ] レシピカードボックスと5×3カード ヒノキの漆椀と匙 ネイティブアメリカンのお守り エンリーベグリンの財布 村上開新堂のクッキー アンティークの定規 中村正常の『隕石の寝床』 ソローの机 ロレックス社の金だるま おばあちゃん眼鏡〔ほか〕 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

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