かげゑ歌麿 の商品レビュー

高橋克彦(著者)

2014/09/10

【水谷豊主演ドラマ「だましゑ歌麿?」原作】自分の子かもしれぬ娘が殺し屋・月影に誘拐された。娘を救うため、月影の呼び出しに応じて危地に飛び込む歌麿だが。表題作など三篇。

2014/05/27

遅ればせながら、ドラマの原作にもなったこの作品を。おなじみのメンバーも大活躍でいつも通りのエンターテインメントを味わいました。

2014/04/07

だましゑ歌麿シリーズ。

主要メンバーがそれぞれクローズアップされてきたが、一巡して今回は歌麿がメイン。ドラマ化され、その第二弾、第三弾のために新しく書き下ろしされたみたい。
先にドラマを見ているので、どれも結末は分かっていたものの、ドラマと違い、こちらは蘭陽や春朗らも活躍し、これまでのシリーズを読んできた者としてはドラマとはまた別に楽しく読めた。これからもこのシリーズを続けて欲しい。

2014/03/19

お馴染みの顔ぶれが大活躍するシリーズ最新作

今回はタイトル通り歌麿が主人公
それにいつもの仲間も加わって、活きのいい作品に仕上がった
ただ歌麿に忍び寄る不気味な陰がその色を増している
このシリーズもそうは長くは続けられないのだろうか
ちょっと気懸かりだ

ところで文中、歌麿に「うたまる」とルビが振ってある
その都度、笑点の司会者を思い出してそのギャップに苦笑いしたのは私だけ？

2013/10/12

自分の子かもしれぬ娘が殺し屋・月影に誘拐された。娘を救うため、月影の呼び出しに応じて危地に飛び込む歌麿だが。

2013/08/01

死んだとされた将軍のご落胤を名乗る大悪党“葵小僧”が再び暴れ始めた。
同じ頃、歌麿が再会を望むお妙が忽然と姿を消す。
表立って動くことが出来ずにいる千一こと仙波から“葵小僧”の裏取りを依頼された春朗と蘭陽だが、思うように探索が進まない。
やがて、彼らの前に現れた黒装束の男の正体とは……？(『さやゑ歌麿』より)

2013年8月1日読了。
『だましゑ歌麿』シリーズの最新刊で、表題作となる『かげゑ歌麿』はドラマ用に書き下ろされた作品。
あらすじに取り上げた『さやゑ歌麿』と表題作の他に『判じゑ歌麿』も収録されています。
これは小説として楽しみたい大好きなシリーズなので、ドラマはいまだに手を付けていません。
小説の文字を追いかけるだけでも、ハラハラドキドキ出来ますし、登場人物たちの躍動感が伝わってきます。
歌麿の男気も相変わらずですし、ちょっぴり弱気になっていた千一こと仙波とそんな息子を理解する親父殿のコンビネーションも最高です。
他の登場人物も生き生きとしていて、やっぱりこのシリーズが好きだな、と再認識させられました。
『かげゑ歌麿』から登場する歌麿の娘を名乗るおゆうも今後、関わって来るのかな？
なんにせよ、ぜひ続きが読みたいです。